今回は、天王寺駅から路面電車で4駅、住宅街に鎮座する阿倍野神社をご紹介します。
阿倍野神社
現在、阿部野神社が鎮座する地は、北畠顕家公が足利家と戦った古戦場です。
阿倍野神社に御朱印は、月替わりの変わった御朱印が話題となっています。
阿倍野神社 境内の様子
こちらが正面鳥居です。
この鳥居を抜けると、北畠顕家公の像があります。
そして、こちらがもう一つの鳥居です。
こちらの鳥居の両脇には、神馬像が並んでいます。
こちらの神馬は口を「阿(あ)」に開いています。
もう一歩は、「吽(うん)」に閉じていて、狛犬ならぬ狛馬のようです。
鳥居の向こうには「幸誘う語らい神馬」と書かれています。
こちらの鳥居から入ると、珍しい大きな獅子の手水舎あります。
こちらが、拝殿です。
阿部野神社の奥宮である御魂振之宮もあります。
境内の左手には、旗上稲荷社があります。
旗上稲荷社に続く参道です。
親房公を偲んで「詩歌の道」と名付けられています。
途中には、「中今亭」と呼ばれる茶室があり、通常非公開ですが月に何度か公開されています。
一願一遂之宮のお百度参り
阿部野神社には、一願一遂のお百度参りが設けられています。
拝殿の前の参道中央にお百度石があります。
阿倍野神社のお百度参りの手順は、まずは本殿を参拝します。
そして、本殿に右側から「みたまふりの道」を通って、奥宮を参拝します。
「一願一遂」の神木に、願い事と氏名を記入します。
さきほどの神木と、お百度のコヨリを持ち、「みたまふりの道」の左側から出て、本殿前のお百度石の前で本殿に向かって一礼、祈願します。
左回りで振向き、もう一つの離れたお百度石に向かって歩きます。こうして二つのお百度石を百回まわります。
百回まわり終わったら「一願一遂」神木と、コヨリを奥宮の奉納箱にお納めて終わりです。
アクセス
大阪府大阪市阿倍野区北畠3-7-20
南海電車「岸里玉出駅」より 徒歩5分ほどです。
阪堺線「天神ノ森駅」より徒歩3分ほどです。
こちらが阪堺電車の天神ノ森駅です。
阪堺電車は、大阪の路面電車いわゆるチンチン電車です。
チンチン電車に乗って、ちょっとレトロな旅を楽しむことができますよ。