今回ご紹介するのは、菅原院天満宮神社です。
学問の神様「菅原道真公」がお生まれになった地に鎮座する神社で、
境内には道真公が産湯に用いたと言われる井戸も残っていますよ!
菅原院天満宮神社
菅原院天満宮神社は、「学問の神様」として知られる菅原道真公誕生の地に鎮座しています。
もともとこのあたり一帯には、菅原道真の曾祖父である菅原古人、祖父・清公、父・是善、道真と菅原家代々住まわれた「菅原院」と呼ばれる邸宅がありました。
道真の死後、邸宅であった菅原院は「歓喜寺」に改称され、境内には小祠(しょうし)がつくられ、道真とその父と祖父が祀られました。
その後、歓喜寺は善導寺と合併して寺号を歓喜光寺になり、六条河原院へ移転されました。
歓喜寺が移転され、この地には小祠残されたため、社殿を配し、菅原道真・是善・清公の三代を祭神として祀りし、北野天満宮の御旅所とされたのが、菅原院天満宮神社の始まりです。
地元の人々には「烏丸の天神さん」と呼ばれ厚い信仰がよせられています。
菅原院天満宮神社の見どころ
菅原道真が祀られる天満宮と言えば、牛と梅ですよね。
菅原院天満宮神社の境内にも、もちろん臥牛像が置かれ梅の木が植えられています。
手水舎の水も牛の口から飛び出しています。
社務所の側に、菅原道真が誕生した際、初湯に使ったという井戸があります。
参拝者用の給水コーナーもあり、持ち帰りできます。特に受験の時や病気の時に飲むとご利益があるとされています。
社務所には、菅原院天満宮のオリジナルの牛の置物型おみくじがあります。
白・ピンク・黄・青・緑の5色あるので、どれにしようか迷ってしまいますよ!
また、御朱印は季節や行事にあわせて限定御朱印も用意されています。
限定御朱印授与については、菅原院天満宮神社の公式ブログで最新情報をチェックしてみて下さいね。
本殿は「蛤御門の変」で焼失、明治初めに再建されました。
本殿の左手には、癌封じの御利益で有名な「梅丸大神」があります。
デキモノが治る、腫れ物や皮膚病に御利益があると言われています。
本殿横のイチョウがすごく綺麗でした。
菅原院天満宮神社アクセス
住所:京都府京都市上京区堀松町408
電話:075-211-4769
HP:https://sugawarain.jp/
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」2番出口から徒歩約5分、京都市営バス「烏丸下立売」(51号系統)下車すぐ
今回参拝させていただいた日は、地元の方々のフリーマーケットが開催されていました。
小さな境内いっぱいにお店が並んでいて、そのため、あまりゆっくりと参拝と写真は撮れなかったのですが、地元の方々から親しまれ愛されているのがよくわかりました。
全国各地に点在する天満宮の御祭神・菅原道真の生誕の地に鎮座する「菅原院天満宮神社」ぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか?