福岡最大の繁華街「天神」の地名の由来になった水鏡天満宮

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九州最大の繁華街と言えば、福岡の天神です。

そんな天神に鎮座する「水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)」は、天神の地名の由来にもなった神社で、天神のパワースポットとなっています。

今回は、福岡のど真ん中に鎮座する水鏡天満宮をご紹介します。

目次

水鏡天満宮 参拝

福岡市の中心部、ビルの谷間に「水鏡天満宮」が建っています。

道真公が太宰府へ流される途中、今泉の川面に映るやつれはてた自分の姿に嘆いたと伝わっています。

その今泉に建てられた社殿が、容見天神、水鏡天神などと呼ばれるようになり、現在の「水鏡天満宮」となっています。

天神様と呼ばれる学問の神様「菅原道真」が祀られ、九州最大の繁華街である「天神」の地名の由来となった神社です。

天神駅から少し歩くと、水鏡天満宮の境内入り口です。

周りには、高層ビルが並ぶ中に突然鮮やかな朱色の建造物が現れ、かなり目立っています。

境内は入り口から見るより奥行きがあり、広い空間となっています。

参道から真っすぐ進むと拝殿本殿です。


拝殿は、黒田忠之によって再建され田と伝わっています。

空襲も免れた貴重な現存建造物です。

水鏡天満宮の拝殿本殿の西側には、境内社の荒木田稲荷神社があります。
稲荷神社らしい朱色の鳥居が並んでおり、狐が鎮座しています。

他にも、秋葉社と大黒社があります。
大黒社には大国主神が祀られ、五穀豊穣や商売繁盛などのご利益があります。

御朱印をいただきたい方は、社務所に向かいましょう。
御朱印は「書置き」のみとなっていました。

2022年12月に福岡市の地下鉄天神駅の東側のエリア、約2万5000平方メートルの再開発が発表されました。

2030年以降の実現を目指し、水鏡天満宮を那珂川沿いに移転させ、赤煉瓦文化館と一体となった公園を整備する計画のようです。

天神という地名の由来となった菅原道真をまつる「水鏡天満宮」は、もともと川沿いにあったのですが、江戸時代初期に福岡城の鬼門にあたる今の場所に移された神社です。

福岡城から見て鬼門の位置で、水辺に近いところに移るということであれば、残念なことではないのではないでしょうか?

なんにしろ、現在の場所でも、数年後の新たな場所でも、多くの人々の癒しの場所になりますように。

水鏡天満宮アクセス

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