京都府立植物園の中に神社があるって知ってた⁉

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京都北山の駅そばにある「京都府立植物園」は、その総面積なんと約24ヘクタール!

広大な敷地には、約12,000種類の植物が植えられ、京都の癒やしスポットにもなっています。


そんな京都府立植物園の敷地内に、神社があるのをご存知でしょうか?

今回は、京都の癒しスポット京都府立植物園の中にある「半木神社(なからぎじんじゃ)」をご紹介します。

実は、世界遺産にもなっている「上賀茂神社」の境内外末社なんですよ!

目次

上賀茂神社の境内外末社「半木神社(なからぎじんじゃ)」

半木神社は、京都府立植物園の「なからぎの森」の池の中洲に鎮座しています。

「なからぎの森」は、半木神社を中心して約5,500平方メートル広がる森で、この森の木々は京都府立植物園が開園する以前から自生している木なのだそうです。


半木神社は、1018年、後一条天皇より社領地としてこの土地を寄進され、絹織物業に携わっていた賀茂族と秦族の人々が、養蚕業の守護神として四国から「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」を勧請したのが始まりと伝わっています。

半木神社の鎮座する辺りは、奈良時代ごろから絹織物業が盛んな地域で、現在は「京都絹織物業発祥の地」と言われています。


社名の由来については、上賀茂神社と下鴨神社の間にあることから「半木神社」と呼ばれるようになったと言われています。

また、加茂川上流の上賀茂の浮田の森にあった三座の社の内の一つが、加茂川の氾濫で流され、この地に流れついたことから「流木(ながれぎ)神社」と呼ばれ、これが転訛し「半木(なからぎ)神社」となったと言う説もあります。

半木神社境内

池に囲まれるように「なからぎの森」の島があり、中央には「半木神社」が鎮座しています。

上賀茂神社の境外末社で、現在は植物園の鎮守となっています。

森の中にある小さな社、境内は綺麗に整備されていて、とてもいい雰囲気です。

なからぎの森では、バードウォッチングを楽しむ方も多く、京都府立植物園のメインの通りから少し離れていることもあって、とても静かな場所です。

森をゆったり散策しながら、半木神社を参拝する方もいて、とても贅沢な時間を過ごせますよ!

【京都府植物園・半木神社】アクセス基本情報

【京都府立植物園 基本情報】

住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
電話:0757010141
HP:http://www.pref.kyoto.jp/plant/

開園時間:午前9時から午後5時(入園は午後4時まで)
温室開室時間:午前10時から午後4時(入室は午後3時30分まで)
※季節やイベントにより開園・開室時間が異なる場合があり

入園料:一般200円・高校生150円
温室観覧料:一般200円・高校生150円
休園日:12月28日から1月4日
アクセス:地下鉄烏丸線「北山駅」3番出口すぐ

【半木神社 基本情報】
場所:京都府立植物園内
参拝時間:京都府立植物園開園時間内
拝観料:京都府立植物園入園料


京都府立植物園は府立と言うだけあって、この広大な場所でのんびりできて、季節を楽しめて、入園料は200円とお得感しかありません!

その上、年間パスポートが1000円!

ご近所の方々はほとんどの方が年間パスポートで入場されていてました。

訪れたのは祝日だったのですが、地元の方のお話では、

「今日は祝日だからか凄く人が多いわ~。いつもは平日の買い物帰りに散歩によるけど、こんなに人はいないのに」と言うことで、毎日こんな癒しのスポットで散歩ができるなんて羨ましい!と、思わずにはいられませんでした。

京都の癒しスポットにある「半木神社」参拝してみてはいかがでしょうか?
京都府立植物園の温室もオススメですよ!

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