「大田神社」平安時代から愛される「大田ノ沢のかきつばた群落」見頃は?

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京都市北区上賀茂本山に鎮座する大田神社(おおたじんじゃ)は、上賀茂神社(賀茂別雷神社)の東500mにあり、現在は上賀茂神社の境外摂社のひとつです

大田神社の参道脇には、カキツバタ群落があり「大田ノ沢のかきつばた群落」と呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。

名所として知られる大田神社のカキツバタが、そろそろ咲く時期となってきたので、大田神社に参拝してきました!

今回は、大田神社のカキツバタ群落「大田ノ沢のかきつばた群落」をご紹介します!

目次

大田神社|大田ノ沢のかきつばた群落

カキツバタの名所として知られる大田神社の「大田ノ沢のかきつばた群落」は、大田神社の鳥居の右手にあります。

ちなみに、大田神社について詳しくは下の記事で詳しくご紹介しています!

https://fufu-de-omairi.com/kyoto-otajinjya/
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大田ノ沢には、平安時代からカキツバタが自生し、名所だったと伝えられています。

平安時代後期の歌人の藤原俊成(ふじわらのとしなり)も、『神山(こうやま)や 大田の沢の杜若 ふかきたのみは色にみゆらむ』と詠っています

また、一説には、尾形光琳の国宝・六曲一双屏風『燕子花図屏風』のモチーフになったとも言われています。


普段は、太田ノ沢の入口は囲われているのですが、カキツバタが咲くころになると、入口が開かれています。

受付などはなく、上の写真のような看板と、その隣に賽銭箱があり、こちらに育成協力金を300円入れて入場します。

上の写真は、2023年4月22日の沢の様子です。

入口付近と、通り沿い側は、咲いていません。

奥の方は、かなり咲いています。

約2000平方メートルの敷地に、2万5000株のカキツバタが自生しています。

一面にカキツバタの花が、見られる日も近そうですね。

ちなみに、カキツバタとアヤメは、姿がよく似ているため混同されやすいのですが、陸地に咲き、花に網目の模様が入っているのが「アヤメ」で、水辺に咲きます。花は、全体が紫で中央に小さな斑紋があるのが特徴です。

まだ見頃には早い感じなので、混むこともなくポツポツと訪れる人がいるぐらいで、かなりゆったりと風景を楽しむことができました。

「大田ノ沢のかきつばた群落」見ごろの時期はいつ?

「大田ノ沢のかきつばた群落」の見頃は例年、5月上旬〜5月中旬ごろです。

見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。

毎年、上賀茂神社の神事『葵祭』に合わせるかのように、2万5000株が花を咲かせます。


【大田神社】アクセス基本情報


【大田神社】基本情報

住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
電話:0757810011
HP:https://www.kamigamojinja.jp/shaden/oota/
アクセス:地下鉄北山駅から徒歩約20分

上賀茂神社から、歩いても10分ほどです。

大田神社の境内は、ひっそりとしていて社殿なども美しい神社です。

お安芸津端の見頃が、ゴールデンウィークとも重なっているので、平安時代から続くカキツバタの名所を訪れてみてはいかがでしょうか?

上賀茂神社ではゴールデンウィーク中も「くらべ馬」の神事が行われ、伝統行事を見学することもできますよ!

https://fufu-de-omairi.com/kamigamo-kurabeuma/
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