京都|源氏ゆかり“六孫王神社”

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東寺の近くに、清和源氏の祖といわれる六孫王源経基をお祀りしている「六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)」が鎮座しています。

京都駅からも徒歩圏内である「六孫王神社」は、こぢんまりとした神社ですが、春の隠れた桜名所として知られています。

境内の上を新幹線の高架が通るという変わった立地のため、新幹線と桜の写真が撮れる穴場スポットにもなっています。

今回は、「六孫王神社」をご紹介します。

境内には「恋(鯉)の架け橋」と呼ばれ太鼓橋があり、良縁成就のご利益があると言われていますよ!

目次

六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)

六孫王神社は、清原源氏の発祥の地といわれ、源経基を祭神としています。

清和源氏は清和天皇を祖とする皇胤が、「源」姓を賜った一族です。

主祭神の経基王は、清和天皇(第56代天皇)の第六皇子貞純親王の子で、天皇のにあたるということで、六孫王と呼ばれています。

六孫王の子である「満仲(みつなか)」が六孫王を埋葬し、社殿を築いたのが、六孫王神社の始まりと伝わっています。

経基が臨終の際に「霊魂滅するとも龍(神)となり西八条の池に住みて子孫の繁栄を祈るゆえにこの地に葬れ(龍神となって邸内の池に住み子孫の繁栄を祈るから、この地に葬るように)」と遺言を残したと言われ、源経基の邸宅「八条亭」の跡地に建てられたと伝わっています。

六孫王神社は、多田神社、壺井八幡宮と「源氏三神社」の1つに数えられています。

春になると、六孫王神社の境内には、一重や八重、ソメイヨシノや紅枝垂桜などの桜が神龍池を囲むように美しく咲き揃います。

また、神龍池を跨ぐ太鼓橋の畔には鬱金(うこん)桜が花をさかせます。

隠れた桜名所として知られ、多くの人が訪れます。


六孫王神社の境内ご紹介

大きな駐車場があり、その端に鳥居がたっています。

鳥居から真っすぐ参道がのび、両脇に赤い灯篭が美しく並んでいます。

参道を進むと、境内中央辺りには神龍池があり、神様のお使いと言われる鯉が泳いでいます。

鯉は絵馬のモチーフともなっていますが、鯉は恋に通ずるとして縁結びのご利益があると言われています。

「龍神池」の側には「神龍拝所」があります。

その向かい神龍池の北側に「誕生水弁財天」が祀られています。

満仲誕生の際にに琵琶湖の竹生島から弁財天を勧請し、安産を祈願し産湯に使ったと云われている誕生水弁財天は、幼いお子様の守護神として崇められています。

そこから、「恋(鯉)の架け橋」と呼ばれる太鼓橋を渡って、さらに進みます。

唐門から本殿に向かって参拝しましょう!

六孫王神社相殿です。

神龍池に架かる「鯉(恋)の架け橋」

神龍池には鯉が泳いでいます。

鯉は恋に通ずるとして縁結びのご利益があると言われて、池に架かる太鼓橋は「鯉(恋)の架け橋」と呼ばれ、カップルに人気です。

桜の時期は、この橋の上に立つと、ソメイヨシノなどを間近に見ることができ、境内が桃色に染まる美しい光景を目にすることができます。

鯉は、絵馬のモチーフともなっています。

かわいい「縁結び鯉守」もありますよ!

また、六孫王神社の御朱印は六孫王神社と菊の御門、神紋の牡丹の花の印で構成されています。誕生水弁財天社の御朱印もいただけるので、ぜひ授与所にも立ち寄ってくださいね!

http://fufu-de-omairi.com/gosyuinatume/
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【六孫王神社】アクセス基本情報

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