奈良|まるで“昇り龍”迫力の注連縄は一見の価値あり!風の神様“龍田大社”

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今回は、龍田(たつた)大社をご紹介します。

奈良県生駒郡三郷町に、全国でも珍しい“風”の神様をおまつりする神社「龍田大社」が鎮座しています。

『陰陽五行説』を大切にしている龍田大社の境内では、陰と陽を表わすまるで龍の姿のような見事な“注連縄”を見ることができますよ!

目次

龍田(たつた)大社

龍田大社の創建は、今から約2100年前の第10代、崇神(すじん)天皇の時代と言われています。

全国で疫病が流行り、凶作が続いて国が騒然としていたときに、天皇の夢に神様があらわれて

「吾が宮を朝日の日向かう処、夕日の日隠る処の龍田の立野の小野に定めまつりて…」というお告げがありました。

そこで、「朝日の日向かう処、夕日の日隠る処」=「西」ということで、当時の奈良の都から西側にあったこの地に龍田大社を創建したと伝わっています。

この地に龍田大社が創建されると、たちまち疫病が鎮まり豊作に転じたと言われています。

龍田大社のご祭神

龍田大社のご祭神は「龍田風神」です。

天御柱大神(あめのみはしらのおおかみ)と、国御柱大神(くにのみはしらのおおかみ)の2柱のことを龍田風神と言います。

別名を「志那都比古神(しなつひこのかみ)」と「志那都比売神(しなつひめのかみ)」といい、一般的に男神と女神と考えられている“陰陽”を表す風神様です。

天と地の間、大気・生気・風力を司る神様とされ、天地宇宙の万物生成の中心となる「気」を守る幅広いお力のある神様なのだそうです。

龍田大社の境内ご紹介

大きく存在感のある真っ赤な鳥居がたっています。

広々とした境内で、ゆったりと参拝することができます。

鳥居から階段を経て、まっすぐ進むと社殿があります。

社殿で最も目を引くのが、“注連縄”です。

2本の柱に巻きつき、まるで登って行く龍の姿のように見える迫力と美しさを感じる注連縄は、左右で巻き方が違っていて、陰と陽を表しているのだそうです。

拝殿で参拝の後は、拝殿の左手を奥に進むと、

「三室稲荷神社」「龍田恵比寿神社」「白龍神社」の3つの摂社が並んでいますので、こちらにも参拝してみて下さい。

「白龍神社」は、白龍さん(はくりゅうさん)と呼ばれています。

江戸末期、この地に白蛇が出現し一夜にして姿を消した。その白蛇が白い龍となって再び現れたことから神の使いとして祀られています。縁結びや安産祈願など女性の信仰が厚いとされています。

白龍さんは、大変お水が好きだということで、ひしゃくが用意されていますので、水を白龍さんにかけましょう。

【龍田大社】アクセス基本情報


【龍田大社】基本情報

住所:奈良県生駒郡三郷町立野南1丁目29−1
電話:0745731138
HP:http://tatsutataisha.jp/
アクセス:JR大和路線「三郷駅」から徒歩約5分

龍田大社専用のかなり広い駐車場がありますので、車で参拝される方にも便利です。

駐車場につくと、大きく真っ赤な鳥居が目に飛び込んできますよ!

風神の神様の気が溢れ、気持ちの良い場所です。

最近気持ちが沈んで居るなんて方は、訪れてみると心を安定させ守ってくれるかもしれませんよ。

龍田大社に参拝するなら、クラブツーリズム テーマ旅行 ←こちらをクリックして、画面上の右端にある三本線「menu」を押すと

「キーワードで検索」と表示されるので、そこに「龍田大社」と入力して検索してみて下さい。

今なら、明治42年に「関西の迎賓館」として奈良公園内に誕生し、100年の歴史を持つ「奈良ホテル」に宿泊するコースもありますよ!

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