普段から京都は観光客で溢れています。
紅葉や桜の時期や、ゴールデンウィークなどの連休には、さらに多くの観光客で賑わいます。
混雑時期は、移動が混雑するのはもちろん、食事場所選びなどにも一苦労で、どこに行っても人人人・・・と、京都らしさを楽しむ雰囲気ではなくなってしまうことも多々あります。
ゆったりと落ち着きある京都らしさを味わいたい方にオススメなのが、桜の見頃が終わった4月下旬ごろから6月ごろまでの新緑がキラキラと眩しいの季節です。
真っ赤に染まる紅葉の時期が人気の京都ですが、春だからこそ見られる青々とした青もみじも見ごたえがあります!
今回は、新緑の時期の京都を観光するための京都の平均気温や服装などの基本情報から、ゴールデンウィークでもゆっくり楽しめる穴場観光スポットをご紹介します!
目次
1年で一番快適に京都観光ができるオススメの時期は?
年中観光客で賑わう京都で、静かに観光できるのは、いつなのでしょうか?
それは、お花見や桜ツアーの団体、また春休み旅行や卒業旅行が一段落して少し観光客が落ち着く4月~6月の新緑のころです。
ただし、ゴールデンウィーク中はかなり混雑します。
またゴールデンウィークが終わると修学旅行シーズンに入るため、神社仏閣などで修学旅行生と一緒になる可能性は高くなります。
何と言っても、この時期をおススメする一番の理由は、気候の良さです!
京都の気候は「冬は寒くて夏は暑い!」です。
3月の平均最高気温は18℃程度ですので、4月初旬はまだ肌寒さが残ります。
そして、6月の平均気温は28℃ほどで、まだかろうじて20℃台をキープしていますが、7月になると平均最低気温が25℃、平均最高気温は35~36℃まであがってきます。
爽やかな風と日差しの中ゆっくりと歩いて町並みを散策することができるこの時期は、快適に京都観光をすることができるでしょう。
4~6月の京都観光の気候や服装は?
2023年の4月から6月の平均気温・最高気温・最低気温は以下の通りです。
日平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 | |
4月 | 15.4℃ | 21.1℃ | 10.3℃ |
5月 | 19.7℃ | 25.6℃ | 14.9℃ |
6月 | 23.6℃ | 28.2℃ | 19.8℃ |
桜の見頃が終わり、葉桜が楽しめるころになると、だんだんと春の陽気が楽しめる過ごしやすい季節になります。
4月は特に、急激に冷え込む日もあります。
また、日中と朝夕で寒暖差が大きいため、1枚羽織るものを持っていくなど、 温度調節しやすい服装で、サッと鞄に入れられる手軽な上着を一枚持っておくのもオススメです。
また、旅行中は普段よりも外にいる時間が長くなります。
日差しも強くなり出し、一日散策していたら知らぬ間に日焼けしていた!なんてことにもなりかねません。
日焼け止めや帽子など、しっかりとUV対策もしておくといいでしょう。
ただし、神社仏閣参拝で鳥居や山門を通る前には帽子は脱ぎましょう。
ゴールデンウィーク!新緑を楽しめるオススメ穴場スポット6選
京都で静かに見る新緑は、歴史や趣を楽しむことができ非日常が味わえます。
そうは言っても、京都で静かに自然を愛でるのは、なかなか難しいのが現実です。
ここでは、新緑を楽しめる穴場スポットをご紹介します!
光悦寺(こうえつじ):北区
光悦寺の最寄り駅は、地下鉄烏丸線 「北大路駅」
光悦寺の小さな門をくぐると、細い参道の両側のみごとな楓ともみじのトンネルに心奪われます。
この時期には、青々として眩しい“青もみじ”の爽やかな道ができ、爽やかな気分になれます。
貴船神社:左京区
人気の観光スポット、貴船神社は四季折々を楽しめる神社です。
人気のスポットなので“穴場”というのは違うかもしれませんが、この時期の貴船神社はライトアップなどのイベントも行われていないため、比較的空いている時期になります。
また、京都の夏の風物詩とも言える「川床」ですが、貴船川床のオープン期間はゴールデンウィークが始まる5月1日から夏が終わる9月30日までとなっています。
京都の暑い夏に涼しさを求めて楽しむのが川床なので、人気のシーズンは7~8月です。
もちろんその時期には込み合うため始まったばかりのゴールデンウィークなら落ち着いて楽しむことができます!
川の真上に床があり、手を伸ばせば川のせせらぎに手が届く貴船川床を少し時期を外してゆっくり楽しめるのは特別感たっぷりです!
ただし、まだまだ寒いと感じるかもしれないので、防寒着を忘れずに!
毘沙門堂(びしゃもんどう):山科区
毘沙門堂は、京都山科の最北にあり、紅葉や美しい庭園で有名な寺院です。
毘沙門堂には、多くのもみじに囲まれていて、青もみじ、紅葉の名所として知られています。
ちなみに境内の枝垂桜も見事で見ごたえがあります。
京都駅からJRでたった一駅「山科駅」へと移動するだけで、自然豊かな風景が広がり、のんびりとした雰囲気になります。
駅からは、春の日差しでキラキラと輝く川の流れと春の草花を眺めながら、琵琶湖疎水(びわこそすい)沿いを散策するのもオススメです!
祇王寺(ぎおうじ):右京区
多くの寺院が点在し人気の観光エリア嵯峨野にある祇王寺(ぎおうじ)は、小さいながらいつまでも眺めていたくなる可愛くてモフモフの苔庭が楽しめる寺院です。
新緑から夏にかけての緑が鮮やかな季節見ごたえたっぷりです。
祇王寺のお庭は、年中美しく楽しめるのですが、嵐山の有名観光スポットからは少し離れたところにあるため、紅葉シーズン以外は、人も少なめで穴場です。
鹿王院(ろくおういん):右京区
鹿王院(ろくおういん)も嵯峨野エリアにある寺院です。
祇王寺よりは嵐山の有名観光スポットエリアから近く、渡月橋(とげつきょう)から歩いて15分ほどの場所にある知る人ぞ知る名刹です。
鹿王院の参道は、目を奪われるほど美しい風景を見せてくれます。
秋の紅葉シーズンに賑わう嵐山・嵯峨野エリアですので、もちろん新緑の季節も美しい風景を楽しむことができます。
ゴールデンウィークは、間違いなく嵐山中心部は混雑しますが、賑わっている嵐山・嵯峨野と少しだけ離れた静かな嵐山・嵯峨野の両方を楽しんでみるのもアリですね!
妙心寺(みょうしんじ):右京区
日本最大級の禅寺「妙心寺」京都を代表する大寺院で、広大な敷地に46の塔頭寺院が整然と立ち並び、ひとつの街のような境内は、いつ訪れても禅寺らしい静かで落ち着いた場所となっています。
通常公開している寺院は3つですが、季節によって塔頭寺院が特別公開されるので訪れる前に調べて行くことをおススメします。
ちなみに、2024年4月1日(月)~5月5日(日)には、妙心寺大法院 新緑の露地庭園特別公開・春季特別公開が行われています。
詳しくはこちらにてご確認ください。
京都には新緑を楽しめる場所が、あげるとキリがないくらいたくさんありますが、今回はそんな中から混雑を避けて静かに趣を楽しめる穴場スポットをご紹介しました。
情報過多の時代、もしかしたら突然人気スポットになっていた!なんてことも起きるかもしれませんが、参考まで。
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