京都|長岡京の絶景紅葉スポット“光明寺”特別拝観と見どころガイド

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京都府長岡京市に位置する光明寺(こうみょうじ)は、浄土宗の開祖である法然上人ゆかりのお寺で、西山浄土宗の総本山として知られています。

その光明寺が、毎年秋になると圧巻の紅葉に彩られ、多くの観光客が訪れる人気のスポットとなります。

特に「もみじ参道」と呼ばれる石畳の参道が紅葉のトンネルとなる様子は見逃せません。

今年も、光明寺では紅葉特別拝観が行われる予定です。

ここでは、光明寺の見どころや紅葉の見頃、周辺観光情報などをご紹介します。

目次

光明寺の歴史と紅葉の魅力

光明寺は、もとは藤原家の別邸である「粟生の荘園」として建てられ、自然豊かなこの地は貴族たちの憩いの場として利用されていました。

平安時代末期、日本が戦乱に包まれていた時代、24歳の法然上人は、比叡山で修行をしながら「すべての人が平等に救われる教え」を求めていました。

その願いを胸に旅に出た法然上人は、とある村で長者の家に泊まり、「もしそのような教えが見つかったら、ぜひ私たちにも教えてください」と頼まれたといいます。

それから20年近い修行を重ね、1175年に「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることで、誰でも阿弥陀仏の力で極楽に往生できるという教えに辿り着きます。

そして、かつての約束を守り、この地でその教えを広め始めました。

これが、光明寺の歴史の始まりだと伝えられています。

1184年の源平合戦「一ノ谷の戦い」で平家の若武者・平敦盛を討ち取った武将・熊谷直実は、自分の息子と同じ年頃の若者の命を奪ってしまった罪に深く悩んでいました。

やがて法然上人のもとを訪れ、弟子となる決意をします。

そして、直実は「蓮生法師」と名を改め、法然上人ゆかりのこの地に念仏を唱えるための御堂を建て、教えを深めていきました。

そんな光明寺の境内には、鎌倉時代から伝わる美しい庭園や多くの文化財が点在していますが、特に秋になると訪れる人々が期待するのが、境内を覆い尽くす紅葉の美しさです。

光明寺の紅葉スポットとして特に有名なのが「もみじ参道」です。

この参道は境内に入る石畳の道で、両側を数百本ものモミジが彩ります。紅葉の時期になると、もみじ参道がまるで紅葉のトンネルのように見えるため、多くの観光客がこの時期を狙って訪れます。

もみじが鮮やかな赤や橙色に色づく様子は、一度は見ておきたい絶景です。

2024年“光明寺”紅葉 特別拝観情報

2024年も光明寺では、紅葉シーズンの特別拝観が行われます。

今年の情報を以下にご案内します。

ちなみに、2023年の紅葉の見頃時期は、11/20~12/04頃だったということなので、開催期間の最終週ぐらいが見ごろかもしれませんね。

ただし、見頃の時期は特に混雑がみこまれますよ!

開催期間:2024年(令和6年)11月16日(土)~12月8日(日)
受付時間:9時~16時 受付終了
拝観所要時間目安:約40分
拝観受付:総門前仮設券売所
入山料:大人1000円・中高生500円
参拝経路:表参道→阿弥陀堂→御影堂→釈迦堂・信楽庭→御火葬跡→もみじ参道・薬医門

光明寺へのアクセスと訪問時の注意点

紅葉期には駐車場がないので、公共交通機関を利用していきましょう!

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