東京タワーの絶景も楽しめる増上寺参拝!歴史・御朱印・見どころを徹底紹介

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東京観光で「歴史あるお寺と絶景を楽しみたい」と思っていませんか? そんな方におすすめなのが、増上寺と東京タワーのコラボレーション!

増上寺は徳川将軍家の菩提寺として名高い名刹であり、東京タワーを背景にした壮大な景観が魅力です。

この記事では、増上寺の歴史・見どころ・御朱印情報・東京タワーとのコラボ撮影スポット・季節ごとの楽しみ方を詳しく紹介します!

目次

増上寺の歴史

東京の中心部に佇む増上寺は、600年以上の歴史を持つ浄土宗の大本山で、日本の歴史と深く結びついた魅力的な寺院です。

増上寺は1393年、浄土宗第八祖の酉誉聖聰上人によって創建されました。

江戸時代には徳川家康が菩提寺と定め、幕府の保護を受けながら発展しました。戦災を乗り越え、現在の本堂などが再建され、多くの参拝者が訪れる名所となっています。

増上寺の境内には、六人の徳川将軍の墓所があります。

二代秀忠、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂の各公が眠る場所は、江戸時代の栄華と権力の象徴として今も厳かな雰囲気を醸し出しています。

増上寺は、日本の歴史の重要な舞台であり続けた寺院です。徳川家との深い縁、荘厳な建築、そして今なお息づく江戸の精神、歴史に思いを馳せながら境内を歩けば、きっと時代を超えた感動が待っているでしょう。

増上寺の見どころ

戦災や火災を乗り越え、1974年に再建された大殿を中心に、古い建造物と新しい堂宇が調和した姿を見せています。

一万六千坪の広大な境内には、江戸時代の面影を残しつつ、現代的な要素も取り入れられており、歴史と現代が融合した独特の雰囲気を味わえます。

ここでは、そんな増上寺の見どころをご紹介します。

三解脱門(さんげだつもん):重要文化財

次に増上寺の象徴的な門「三解脱門(さんげだつもん)」です。

三解脱門は元和8年(1622年)に再建された、江戸時代から400年以上にわたって現存し続けている稀有な建造物で、重要文化財にも指定されています。

徳川幕府の全面的な支援を受け、幕府大工頭の中井正清とその配下によって建立されました。その壮大な規模は、東日本最大級を誇り、高さと間口がともに約20メートルに及びます。

また、「三解脱門」という名称には深い仏教的意味が込められています

仏教哲学の意味

「空門」「無相門」「無願門」を意味し、煩悩から解放された精神状態を表しています。

日常的な意味

「むさぼり(貪)」「いかり(瞋)」「おろかさ(痴)」という三つの煩悩から離れる門としても親しまれています。
この門をくぐることで、参拝者は日常の喧騒から離れ、仏の世界へ入っていくという象徴的な意味を持っています

歴代将軍の墓所

増上寺には、二代秀忠、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂の6人の将軍の墓所があります。

徳川家康が増上寺を菩提寺と定めたことから、歴代将軍の墓所が設けられました。ただし、家光の代に天台宗の寛永寺も菩提寺とされ、以降は両寺で交互に将軍が埋葬されることになりました。

太平洋戦争の空襲で霊廟は焼失しましたが、戦後戦後、一部が整備され、現在は小規模ながらも厳粛な雰囲気を保っています。

【拝観受付時間】
 平 日 11:00~15:00(最終入場14:45)
 土日祝 10:00~16:00(最終入場15:45)
【受付】徳川霊廟前 チケット札所
【拝観冥加料】大人500円(高校生以下無料)

黒本尊:阿弥陀如来立像

黒本尊は、増上寺の安国殿に安置されている阿弥陀如来立像で、徳川家康が深く信仰した念持仏(=常に身近に置いて信仰する仏像)として知られています。

その歴史や特徴、そして通常は非公開の黒本尊を直接見ることができる一般公開の情報について詳しくご紹介します。

黒本尊は寄木造で金箔が施された阿弥陀如来像で、伝説では平安時代の名匠・源信(恵心僧都)の作とされています。

長年の香煙によって黒く変色したことから「黒本尊」と呼ばれるようになりました。また、「九郎本尊」という別名もあり、これは源義経(九郎義経)の守り本尊だったという伝承に由来します

元々は三河国(現在の愛知県)の明眼寺に安置されており、「明眼如来」と呼ばれていましたが、1564年に徳川家康が懇願して岡崎城に移し、以後、家康の念持仏となりました。

家康は黒本尊を戦場にも携え、戦勝を祈願しました。その結果、大坂の陣をはじめとする多くの戦いで勝利を収めたとされ、「勝運黒本尊」として信仰を集めました。

家康の死後、二代将軍秀忠によって増上寺に奉納されました。

黒本尊は「勝運」と「災難除け」の御利益があるとされ、多くの人々から信仰されています。特に、人生の重要な局面や困難な状況でその力を求める参拝者が後を絶ちません。

黒本尊は通常は非公開ですが、年に3回(正月・5月・9月の15日)、「黒本尊祈願会」に合わせて御開帳され、多くの参拝者が訪れます


増上寺と東京タワーの絶景コラボ

東京の中心部に佇む増上寺と、その背後に聳え立つ東京タワーの絶景は、まさに日本の伝統と現代が融合した魅惑的な風景です。

本堂の正面から見る東京タワーとのコントラストは圧巻で、訪れる人々を魅了します。

春には、増上寺の境内に咲き誇る桜の花びらが、東京タワーの赤い鉄骨と見事なコントラストを描き出します。淡いピンクの桜と鮮やかな赤のタワーが織りなす景色は、まさに息を呑むほどの美しさです。夕暮れ時には、沈みゆく太陽の光が東京タワーに反射し、黄金色に輝く姿を楽しむことができます。

夜になると、増上寺のライトアップと東京タワーの煌びやかな光が織りなす幻想的な夜景が広がります。古刹の荘厳な雰囲気と、モダンな東京タワーの輝きが融合し、まるで時空を超えたような神秘的な光景が目の前に広がります。

この魅力的な景色は、写真愛好家にとって格好の被写体となります。朝焼けから夕暮れ、そして夜景まで、時間帯によって変化する増上寺と東京タワーの表情を捉えることで、一日中飽きることなく撮影を楽しむことができるでしょう。

増上寺と東京タワーが織りなす絶景は、日本の文化と技術の融合を体現する東京の象徴的な風景です。この目を見張るような光景を自分の目で確かめ、カメラに収めることで、忘れられない思い出となることでしょう。

また、近くのザ・プリンス パークタワー東京からは、増上寺と東京タワーを一望できる部屋やレストランなどの絶景スポットがあります。

ホテルで朝食を食べながら見る、そびえ立つ東京タワーと眼下の増上寺の境内はまさに圧巻!

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増上寺×東京タワーの絶景撮影スポット

増上寺と東京タワーのコラボレーションは、東京でも屈指のフォトジェニックなスポットとして知られています。
本堂の厳かな雰囲気と、背後にそびえる東京タワーのモダンなコントラストが美しく、昼間はもちろん、夕暮れや夜のライトアップ時にも魅力的な写真が撮れます。

ここでは、特におすすめの撮影スポットを3カ所ご紹介します!

本堂前の正面アングル

増上寺の大殿(本堂)を正面に捉え、背後にそびえ立つ東京タワーを一緒に収められる定番スポットです。

昼間の青空と本堂の黒色、東京タワーの赤のコントラストが最高でした!夕暮れも神秘的な写真が撮れます!ただし、夕方は逆光になります。

三解脱門の内側から撮る構図

重要文化財の三解脱門(赤い門)の先に、東京タワーがちょうどフレームに収まる絶妙な撮影スポットです。

この門をくぐると“むさぼり・怒り・愚かさ”の三つの煩悩から解放されるといわれています。東京タワーが門の先に見え、まるで東京タワーが未来への道しるべのように感じられます。

芝公園の芝生広場から見上げる構図

増上寺の境内を出て、芝公園側から振り返ると、東京タワーと増上寺が並ぶ迫力満点のアングルに!

ここでは、思い切って地面に寝転んでみるのもアリ!迫力満点の写真が撮れますよ!

季節ごとの見どころ

増上寺は四季折々の美しさを楽しめるスポットでもあります。

には、境内の桜が満開となり、東京タワーとの桜コラボが圧巻の景色を作り出します。特に本堂前の桜は写真映えするため、多くの観光客が訪れます。

には、夜の東京タワーライトアップと増上寺の静寂が美しいコントラストを生み出します。涼しい夜風を感じながら、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

になると、境内の紅葉が色づき、秋ならではの落ち着いた雰囲気が広がります。特に、赤や黄色の葉が敷き詰められた境内の景色は、まるで絵画のような美しさです。

には、初詣で賑わう増上寺。除夜の鐘が響くなか、厳かな雰囲気の中で新年を迎えることができます。また、お正月には黒本尊のご開帳も行われるため、特別な参拝体験ができます。

増上寺の御朱印情報

増上寺では、参拝の記念に御朱印をいただくことができます。増上寺では、一年を通して約30種類の御朱印が授与され、期間限定、月限定、期日限定などの御朱印も豊富です。

一年を通して頂くことができるポピュラーな御朱印を授与頂きたい方は、黒本尊、南無阿弥陀仏、阿弥陀如来、西向聖観世音菩薩の御朱印は、安国殿と大殿地下1階の宝物展示室入口で、授与していただけます。

期間限定、月限定、期日限定などの御朱印は、参拝に訪れた日によって手にしたいものがあれば、是非いただいてみて下さい。

増上寺の基本情報とアクセス

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