但馬国一宮「粟鹿神社(あわがじんじゃ)」は、2000年以上の歴史を誇る但馬最古の神社。
神話に彩られた由緒ある神社で、天空の城「竹田城跡」からもアクセス抜群の立地にあります。
今回は、粟鹿神社の歴史や御朱印、境内の見どころ、アクセス方法までを分かりやすくご紹介します。
出石神社と並ぶ「但馬国一宮めぐり」をされる方、竹田城観光の立ち寄りスポットを探している方におすすめです!
粟鹿神社とは?|神話と伝承が息づく但馬最古の社
粟鹿神社は、兵庫県朝来市に鎮座する但馬国一宮であり、但馬五社の一つ。
粟鹿山から“粟をくわえた鹿”が現れ、農耕を教えたという神話が社名の由来になっています。
五穀豊穣や家内安全、地域守護のご利益があるとされ、地元でも厚く信仰されています。
粟鹿神社の御朱印

粟鹿神社の御朱印は、鳥居の前にあるご自宅の玄関先で「書置き」をいただけます。
金額は300円で、貯金箱型の箱にお金を入れるスタイル。小銭の準備は忘れずに!
なお、社務所のような建物は日の出門前にありますが、こちらでは御朱印対応はされていないので、ご注意ください。
境内の見どころ|自然と調和した静寂の社

鳥居のすぐ横に広場のような駐車スペースがあります(舗装はされていませんが無料)。

鳥居から少し進むと、趣のある2つの門が並びます。

まずは、勅使門
約600年前に建立され、現在は町の文化財。特別な祭礼時のみ開門される貴重な門です。

そして、もうひとつが日の出門です。

苔むした石や木々と調和し、歴史の風格を感じさせてくれます。

社殿です。

社殿と本殿です。
社殿の背後には小高い丘があり、ここが日子坐王(ひこいますのみこ)の墳墓と伝えられています。

摂末社も祀られています。
上の写真は天満宮、静けさの中に佇む、学業成就の神様です。

こちらは厳島神社。

稲荷神社への参道、本物のキツネが出迎えてくれそうな雰囲気が漂っています。

こちらは床浦神社です。

茗荷神社です。
摂社、末社、それぞれが自然と融合し、心が洗われるような美しさでした。

立派な夫婦杉の大きな2本の杉が寄り添う姿は、縁結びや夫婦円満の象徴
神社全体が、自然の中に溶け込んでいるような、美しさでした。
粟鹿神社アクセス|竹田城跡から車で約20分!竹田城跡から車で約20分!
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「竹田城跡」へは車で約20分なので、雲海シーズンには早朝の竹田城+朝の粟鹿神社参拝もおすすめです!
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翌朝は、雲海に包まれる竹田城跡の絶景を見に行きましょう!
一緒にめぐりたい但馬国のもう一つの一宮「出石神社」!但馬国にはもう一社の一宮、「出石神社」もあります。
歴史情緒あふれる出石の町とあわせて、一宮御朱印めぐりを楽しんでみてはいかがですか?