賀茂神社は、世界遺産に登録されている京都の中でも観光スポットとして有名な神社です。
そんな上賀茂神社には、境内や境外また摂末社が、あわせて24社もあります。
それぞれの社に神様が祀られ、5月頃に咲くカキツバタで有名な「大田神社」や、若返りの神様を祀る「若宮神社」など、さまざまご利益や楽しみが味わえます。
今回は、24社ある摂末社の中から、龍神様を祀る「新宮神社」をご紹介します!
新宮神社は、普段は門が閉まっていて、毎月第2・第4日曜日しか開門されない知る人ぞ知る神社なんですよ!
下の記事では、カキツバタ群衆で有名な上賀茂神社の境外摂社の「大田神社」について詳しくご紹介していますよ!
目次
龍神"高龗神(たかおかみのかみ)"を祀る「新宮神社」
上賀茂神社の摂社である新宮神社は、高龗神(たかおかみのかみ)を祀る神社です。
高龗神(たかおかみ)は、「龍神」水を司る神様で、辰年の守り神と言われています。
新宮神社の詳しい鎮座年は不明ですが、平安時代頃だと言われています。
天候不良などで、貴船参拝が出来なかった時に、貴船神社の分霊を祀ったのがはじまりとも言われ、貴布禰神社(きふねじんじゃ)とも呼ばれています。
貴船神社は、江戸時代まで上賀茂神社の摂社だったのだとか。
毎月“第2・第4”日曜日開門「新宮神社」参拝”3つ”のオススメ!
新宮神社は普段は門が閉まっていて、毎月第2・第4日曜日しか開門されません。
開門される日に合わせて参拝ができた場合は、オススメしたいことが3つ!!あります。
オススメ①:神楽祈願
まずおススメしたいのが、「神楽祈願」です。
「神楽祈願」をお願いすると「巫女の舞」など、いつもの祈祷とはちょっと違った祈祷をして頂けるのでおススメです!
「神楽祈願」は、初穂料1,000円で10時から16時まで受付となっています。
神楽祈願の流れは、
巫女による神楽「賀茂の舞」⇒巫女による五十鈴(お祓い)⇒本殿前で参拝 ⇒「祈願串」の授与と言う感じです。
オススメ②:御朱印
また、新宮神社を参拝したら、御朱印をいただくのもオススメです。
初穂料300円で、龍が描かれた御朱印は、インパクトありますよ!
これから御朱印集めを始めたいと思っている方は、下の記事を参考にしてみて下さいね!
オススメ③:上賀茂手づくり市
これは、①②とはちょっと違ったオススメなのですが・・・。
毎月第2・第4日曜日に開門される新宮神社なのですが、実は第4日曜日に参拝するのがおススメです。
毎月第4日曜日には、上賀茂神社の境内で「上賀茂手づくり市」が開催され、賑わいます。
色んな手作りのものを見て回るのも、とっても楽しいですよ。
また、次にご紹介する「賀茂の水まつり」も毎年7月の第4日曜日となっています。
新宮神社の祭祀「賀茂の水まつり」
毎年7月、第4日曜日に行われる「賀茂の水まつり」は、新宮神社の祭祀です。
お祭り当日は、祝詞奏上(のりと そうじょう)や御神楽(みかぐら)が奉納されます。
また、境内の「ならの小川」の川中を長いが書かれた短冊を添えた絵馬みこしが遡ります。
2024年(令和6年)の水祭りは、7月28日(日曜日)17:00から行われる予定です。
午前中から様々なイベントも行われる予定ですよ!
イベントの内容などが変更になる場合もあります。
イベントの情報(日程・場所・内容など)は、必ず主催者に確認してからお出かけください。
【上賀茂神社“新宮神社”】アクセス基本情報
【上賀茂神社“新宮神社”】基本情報
住所:京都府京都市北区上賀茂本山339(上賀茂神社内)
電話:0757810011
HP:https://www.kamigamojinja.jp/ (上賀茂神社)
上賀茂神社に開設された、お休み処「神山湧水珈琲|煎」で、
コーヒーを頂きベンチでホット一息つくのもオススメですよ!
公開日が限定されている参拝って、なかなか日程調整しにくかったり、ずるずると予定が決められなかったりしますよね。
今回記事を書くにあたり調べてみたら、
【<歴史への旅・ウォーキング>『新宮神社は月に2回のみの御縁日に御神楽祈願 辰年に行く!龍神様にお参り旅 京都・滋賀 2日間』】
なんてツアーもあったので、思い切ってツアーに参加してみるのもいいかもしれませんね。
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