こんにちは。
【夫婦でお参り】のHOKI & MIYUです。
今日もポチポチと、神社仏閣に関わる情報をお届けします。
観光スポットとしても有名な平等院がある京都府宇治市に「宇治上神社」があります。
今日は、「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産にも登録されている「宇治上神社」をご紹介します。
宇治上神社の由緒
宇治上神社は、創建年代などは明らかになっていません。
しかし、2004年に行われた調査で、宇治上神社の本殿は1060年頃に建てられたと推測され、日本にある神社で最も古い様式の神社だということが分かりました。
宇治上神社は、かつて応神天皇の離宮があったとされる地に造営されています。
以前は宇治神社とともに「宇治離宮明神」と称され、宇治神社を離宮下社、対して宇治上神社を離宮上社とも呼んでいました。
御祭神は、学業成就にご利益がある「菟道稚郎子」、勝負運のご利益がある「応神天皇」、そして病気平癒や悪運を切って良縁を結ぶとされる「仁徳天皇」です。
また、境内には、安産や商売繁盛にご利益があるお祀りされている摂社や稲荷社も鎮座しています。
宇治上神社の見どころ
宇治上神社の本殿と拝殿は、国宝にしていされています。
本殿は1060 年頃、拝殿は1215 年頃に建立されたと推測されています。
こちらが拝殿です。
拝殿前の砂で盛られた二つの山は、神が降りられる「依代(よりしろ)」ではなく、境内地のお清めの為の「清め砂」だそうです。
こちらが本殿です。
本殿は、現存する神社建築としては日本最古のものです。
こちらは「桐原水」です。
境内の桐原水は、手を清める為の「手水」として使われています。
宇治には、昔いたる所に名水が湧き出していました。「宇治七名水」と呼ばれた水の一つが「桐原水」です。
摂社 春日大社です。
鎌倉時代の建立で、重要文化財に指定されています。
しめ縄が張られた大きな岩が置かれています。
昔からの日本の習わしで、お社があった社跡の標で、お社があった神聖な場所に人が踏み込んだりしないようにと言うことなのだそうです。
アクセス
京都府宇治市宇治山田
JR奈良線「宇治駅」から徒歩20分ほどです。
京阪電車宇治線「宇治駅」から徒歩10分ほどです。
京阪宇治線「宇治駅」からは、途中の宇治神社を参拝し、さわらびの道を右に行くと宇治上神社の鳥居が見えてきます。
御朱印の色など種類がたくさんあります!
この日は、宮司不在のため書置きのみとなっていました。
それでは、また。