こんにちは。
【夫婦でお参り】のHOKI & MIYUです。
今日もポチポチと、神社仏閣に関わる情報をお届けします。
今日は、今や京都の人気スポットとなっている「うさぎ神社」こと岡崎神社についてお届けします。
狛犬ならぬ狛うさぎや、招きうさぎと、うさぎづくしの可愛らしい境内の様子もご紹介します。
岡崎神社(うさぎ神社)
京都の人気参拝スポットとなっている「うさぎ神社」の正式名称は【東天王 岡﨑神社】です。
境内の可愛いうさぎを楽しめるだけではなく、縁結びや夫婦和合、子授けにご利益があるといわれ、若い女性やカップルに人気です。

岡崎神社の歴史
その歴史は古く、794年の平安遷都の際に、王城鎮護のため平安京の四方に神社が建てられたのですが、その神社のひとつがここ岡崎神社です。
都の東にあることから「東天王」と称されるようになりました。
岡崎神社には、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)、三女五男八柱神(やはしらのみこがみ)が祀られており、方除けや厄除けの神として信仰されました。
1178年に中宮の安産祈願を賜ったことから、子授け安産の神として信仰されるようになりました。
また、御祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)がヤマタノオロチを退治して奇稲田姫(くしいなだひめ)と結ばれたことから、縁結びの神として信仰されるようになったと言われています。
なぜうさぎがたくさんいるの?
神社の鳥居前や境内には「狛犬」が鎮座しているのが当然とおもってますが、岡崎神社には狛うさぎが鎮座しています。さすが「うさぎ神社」と呼ばれるだけあります!
なぜ、岡崎神社がこんなにも"うさぎづくし”になったのかというと、もともとこの神社一帯は野うさぎが多く、多産なうさぎは神の使いとされていたからです。

かわいい神様の使い〝うさぎ〟
本殿前に左右に配置されているのは、狛犬ならぬ狛うさぎです。
本殿に向かって右側の口を開いているのが「阿形(あぎょう)」、下の写真は少し蔭になっていて少しわかりにくいかもしれませんが、口が開いています。

向かって左側の口を閉じているのが「吽形(うんぎょう)」です。しっかりと口が閉じられています。

右側の阿形のうさぎがオスで、左側の吽形のうさぎがメスなのだそうです。
口がちゃんと「阿形(あぎょう)」「吽形(うんぎょう)」になっていて、狛犬の役目を果たしている姿がとっても可愛いですね。
狛うさぎそれぞれの頭をなでると、縁結びや夫婦和合のご利益があるといるそうです。

そして、手水舎には「子授けうさぎ」の黒うさぎがいます。この子授けうさぎに水をかけ、うさぎのお腹をさすりながら祈りを捧げると、子宝と安産の他願い事が叶うそうです。
子授けうさぎは、参拝者が奉納した絵馬に囲まれています。この絵馬、もちろんうさぎが描かれています。複数デザインがあり、好きなデザインを選ぶことができます。
他にも境内のあちこちでうさぎの姿を見ることができます。

招き猫ならぬ「招きうさぎ」になっている「縁結び招き兎」や「金運招き兎」もいますし、境内のちょうちんにもうさきが描かれています。
よく観察すると、さりげないところにも、うさぎがいて楽しめますよ。
うさぎみくじ
本殿の向かいにあるうさぎの行列も見逃せません。
小さなウサギ並んでいる様子は、写真を撮らずにはいられない可愛さです。

ここに並べられているうさぎは、『うさぎみくじ』です。
うさぎみくじは、うさぎのお腹におみくじが入っています。
おみくじを引いたあと、参拝者がうさぎを持ち帰らずに、おみくじは結び、うさぎはここに並べて奉納し、このようなフォトジェニックな光景が見られるようになったようです。
白とピンクがいて、それぞれ目や口、表情が少しずつ違っていて見ているとおもしろいですよ。
岡崎神社アクセス
所在地は、京都市左京区岡崎東天王町51、市バス「岡崎神社前」または「東天王町」下車、西へ徒約3分ほどです。
赤い大きな鳥居で有名な平安神宮から歩いていける場所にあります。
おすすめコースは、平安神宮〜岡崎神社〜永観堂〜南禅寺を歩いて巡るコースです。
永観堂、南禅寺は、哲学の道の散策しながら京都のもみじを堪能できます。
うさぎ神社をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
岡崎神社は、小ぢんまりとした神社ですが、ご利益があるだけじゃなく、境内のあちらこちらにうさぎがいて、うさぎ好きでなくても、可愛いが見つかる楽しめる神社ですよ。
それでは、また。