善峯寺|絶景!山一面を埋め尽くす紫陽花

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京都にある善峯寺(よしみねでら)は、桜や紅葉、そして立派な松があることで知られています。特に、梅雨の時期に訪れると見られる「紫陽花」の景色は圧巻です。

善峯寺の紫陽花は、京都でも有数の名所として知られ、多くの参拝者が訪れる人気スポットとなっています。本記事では、善峯寺の「あじさい苑」を中心に、その魅力をご紹介します。

紫陽花が山の斜面一面を埋め尽くす絶景に、きっと心を奪われることでしょう!

目次

善峯寺(よしみねでら)とは?

善峯寺は、西国三十三箇所霊場の第20番札所にもなっている古刹で、京都の西山連峰に位置しています。

決してアクセスの良いお寺ではありませんが、その分、訪れた際の感動もひとしおです。

平安時代の長元2(1029)年に源算上人によって創建され、鎌倉時代には現在の名前「善峯寺」と称されるようになりました。

応仁の乱で荒廃しましたが、江戸時代に5代将軍徳川綱吉の母・桂昌院によって再興され、現在の姿に至っています。

見頃の善峯寺「あじさい苑」の様子をご紹介

善峯寺は標高300メートルの山の上にあり、そのため京都市内の紫陽花よりも見頃がやや遅めです。

例年6月中旬~7月上旬ごろが最も美しい時期となります。

山門をくぐり拝観受付を済ませると、すぐに美しい紫陽花が目に飛び込んできます。ただし、これが「あじさい苑」ではありません。

まずは、階段を上ると本堂があります。

本堂の前には、落ち着いた色合いの紫陽花の鉢植えが置かれています。

本殿の右手には、さらに階段があるのでドンドン登っていきましょう。

境内のあちこちで紫陽花が咲き誇っています。

「あじさい1万本」と書かれた看板を目印に、石段を上って10分ほど進むと、いよいよ「あじさい苑」です!

到着したその瞬間、目の前に広がるのは紫陽花で覆いつくされた壮大な山の斜面!

紫陽花で覆いつくされた山の斜面です!

その光景は、見事と言うしかありません!

あじさい苑の見どころ

あじさい苑に足を踏み入れると、その広大な景色に圧倒されます。

視界いっぱいに広がる紫陽花の色とりどりのグラデーションは、まさに幻想的な美しさです。

そんなあじさい苑の中でも、特におすすめのスポットをご紹介します。

ここからは、紫陽花の絶景を一望できる絶好のフォトスポットとなっています。

幸福地蔵からの眺望

あじさい苑の入り口には「幸福地蔵」のお堂があり、ここから眺める紫陽花の景色は格別です。

斜面を覆い尽くすように咲く紫陽花を見下ろすことができ、フォトスポットとしても人気があります。

こちらが、下から見上げた写真です。

初心奥の建物が興福寺増が祀られているお堂です。

回遊式庭園

善峯寺の境内は3万坪にも及び、あじさい苑はその中腹にあります。さらに山の上には「奥の院」などもあり、1周約1時間ほどかけて回遊することができます。

やまの傾斜一面にあるため、

まるで、紫陽花に覆われているかのように感じます。

あじさい苑は、善峯寺を開いた源算上人が写経の墨をすったとされる「白山名水」の湧き水があった場所なのだそうです。

もともとは、昭和初期に植えられた杉で眺めが悪かったため、花と眺望を両方味わってもらおうと、杉を伐採し、桜とあじさいを植えて整備したのが、あじさい苑ができるきっかけとなりました。

おかげで多くの観光客が訪れる名所となっています。

中には、かわいいハートの形の紫陽花もあって、ひとつひとつ形や色をジックリ見ながら楽しめます。

雨の中でも回遊庭園の中は舗装されていて歩きやすく、雨のしずくが紫陽花をさらに美しく輝かせ時間がたつのを忘れてしまいます!

時間と体力に余裕のある方は、ぜひ奥の院まで足を延ばしてみてください。

【善峯寺】アクセス基本情報

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