京都|吉田神社のパワースポット“全国の神々を祀る”大元宮

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京都市左京区吉田山にある吉田神社の本宮からさらに吉田山を登ったところに「斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)」があります。

斎場所大元宮は、正月3日間、節分祭、毎月1日に限り、特別参拝が可能な通常非公開の神社です。

以前から特別参拝の日にお詣りしたいと思っていたのですが、やっと参拝できる機会がやってきました!

今回は、吉田神社の末社「斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)」をご紹介します。

どの神社にもない独特の建築様式と雰囲気の境内の様子もじっくりお届けしますね!

目次

斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)

大元宮は、吉田神道の教義を極め宣流するための根本道場である「斎場所」です。

八角形の母屋に六角形の後房(正面が八角形、後ろが六角)という全国で唯一の独特な様式の本殿は国の重要文化財に指定されています。

大元宮を中心とし、その背後に外宮、内宮を配し、東西両側面に本殿を囲むように日本全国3,132座の神々が祀られています。

これは、密教、儒教、陰陽道、道教など諸宗教、諸思想を統合しようとした吉田神道の理想を形に表したものと言われています。

通常日は非公開のため、中門から参拝し、中の様子が少し見られるぐらいなのです。

月の始まりである一日「おついたち」と正月三が日と節分祭には、門が開かれ中に入って参拝することができます。

中にはズラリと全国の神々が祀られていて、その前でゆっくりとを拝むこともできるので、「おついたち」の参拝がお勧めです!

【レア参拝!】“吉田神社・大元宮”毎月1日、正月3日間、節分祭

通常は非公開で中門から参拝する大元宮、正月3日間と節分祭、そして毎月1日に限って、大元宮の本殿や東西諸神社など特別に参拝できます。

午前8時から午後4時頃まで(節分祭2・3日は午後10時頃まで)で、拝観無料です。

以前からどうしても内院拝観をしたかったのですが、なかなかタイミングがあわず…が、節分祭の日にやっと参拝させていただくことができました!

節分祭で大賑わいだったため、毎月1日「おついたち」の公開時とは混雑具合が違うとは思いますが、大元宮の境内をご紹介します!

京都大学の東側に鎮座する吉田神社から、少々山を登りつつ奥へと進んでいくと、大元宮が現われます。

看板にもあるように「全国の神々をまつる日本第一霊場」、大元宮をお詣りすることで全国の神々をおまいりできるスゴイ場所なのです。

この日は、吉田神社が一年で一番賑わう節分祭の日で、お天気も快晴だったこともあり、鳥居からずらりと人の山!

普段は、静かで穴場パワースポットといった感じです。

こちらが大元宮の本殿です。

何とも言えない雰囲気を醸し出しています。正面から見ると八角形です。

節分祭に参拝すると、大元宮の前に不思議な形のものが建っています。

上の写真で見ると、本殿前に建った棒から本殿の中へと縄が繋がっているのが分かると思います。「厄塚」というもので、この八角形の縄に触れることで、厄が吸い取られて八百万(やおよろず)の神に祈りが通じると言うものなのだそうです。

ただ、この日は本殿前は縄が張られていて触れることはできませんでした。残念。

東西両側面に本殿を囲むように日本全国3,132座の神々が祀られています。

参拝客は各々自分のゆかりの地の神々を参拝されていました。

こちらは、鬼を追い払うために四つ目の鬼のお面をかぶった「方相氏(ほうそうし)」様です。

こちらが、本殿の後ろ側、建物が六角形になっています。

本殿裏にも拝殿が設けられているので、神様により近い後ろからも、そ~っとお祈りしておきましょう!

本殿後方、一段高くなった場所には、伊勢二社、東神明社に天照皇大神、西神明社に豊宇氣比売神が祀られています。

吉田神社自体もパワースポットと言われているのですが、その中でも宗教や思想の枠を超えた八百万の神を祀る大元宮は最強パワースポットとも言える場所です。

拝観期間も限られているので、参拝する機会に恵まれたらラッキー!としか言いようがありませんね!

【吉田神社・大元宮】アクセス基本情報

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