「何事にも打ち勝つ開運の神」として全国で信仰されている「宮地嶽神社」の総本宮が、福岡県福津市にある「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」です。
宮地嶽神社は、もともと地元福岡では人気の神社なのですが、嵐のCMで一躍全国でも有名になりました。
CMで映し出された美しい光景は、1年のうち数日間しか見られない「光の道」です。
限られた日時にしか見ることかできない光景を見るためには、整理券をもらうか、ご祈祷を受けないと見ることが出来なくなっているほどの人気です。
今回は、宮地嶽神社の絶景「光の道」についてお届けします。
見られるのはいつか?見る方法は?2023年は?など、詳しく説明しますね!
宮地嶽神社「光の道」とは?
宮地嶽神社の参道は、神社から限界灘の海に向かってまっすぐにのびています。
宮地嶽神社から直線上の海の沖合にある相ノ島へと、夕陽が沈んでいく時だけに見られる道、それが「光の道」です。
光の道ができる時、夕陽は海を黄金に輝かせながら、参道のちょうど真正面に沈んでいきます。
輝く海と夕陽、照らされてオレンジ色に輝く参道と、浮かび上がる鳥居の影、感動的な美しさです。
宮地嶽神社「光の道」が見られるのはいつ?
この絶景、いつでも見られるわけではありません。
夕陽が参道の正面に沈む時期は1年でも限られています。
光の道が見られるのは、年に2度、2月と10月の数日間だけです。
この数日間の太陽が沈む夕暮れの時間帯、
そして、もちろん晴れていないと、この絶景には巡り合えません。
太陽は、東の方から登って南を通り西に沈んでいきます。
そして、その動きは毎日少しずつ変わっていきます。
夏至(6月22日頃)には、太陽が一年の中で一番高いところを通り、冬至(12月22日頃)は一番低いところを通ります。
このように太陽の動きが一年中ずっと同じではなく、毎日少しずつ変化しているため「光の道」が見られる期間は、年に2度になるわけです。
光の道が見られる期間中も、太陽の動きは毎日少しずつ変わっていくため、参道の正面に太陽が沈む日の前後でも、太陽が沈む位置は微妙に変わっていきます。
2023年光の道が見られるのはいつ?見る方法は?
2023年「宮地嶽神社の光の道が現れるのは、いつなのか?」気になりますよね。
いまのところ、宮地嶽神社による正式な日程は、発表されていません。
そこで、昨年の日程から予測してみましょう。
一般席 | 祈願特別席 | |
期間 | 2月:15日(火)〜27日(日) 13日間 10月:15日(土)〜23日(日) 9日間 | 同期間 |
料金 | 無料 | 5,000円(祈祷料) |
受付 | 参道石段左側の坂道に並ぶ 14:00~整理券配布(当日分のみ) | 社務所 15:00〜15:30 拝殿祈祷 16:00〜 ※電話予約 0940-52-0016 |
枚数 | 300枚(例年150〜400枚) | 50枚(例年50〜100席) |
観覧場所 | 特別席よりの下側の石段(上には登れません) | 参道石段最上部 椅子席 |
2022年の整理券配布や受付開始時間などは、上の表のとおりです。
ちなみに観覧開始時間は17:00から、このところはコロナのため座席は少なくなっています。
昨年の情報や、太陽が参道正面に沈む日などを考慮すると、2023年の観覧日程はおそらく2022年とほぼ同期間となりそうです。
昨年10月の「夕陽のまつり」開催は10月15日からで、開催予定の公式ホームページでの告知は10月3日、開催の約2週間前でした。
今年も間際まで詳細の発表はないかもしれません。
光の道を見に行こう!と考えている方は、宮地嶽神社公式ホームページトピックスのチェックを忘れずに。
光の道観覧の注意点
夕陽のまつり期間中、参道の石段は観覧席に変わるため、15時から通行禁止になりります。
また、期間の前後のころでも、特に天気の良い日は参拝者が石段に座り込み、石段を通る隙間もないほどのときもあるようですので、光の道が目当てではないと言う方は、この期間中や時間帯を避けた方がゆっくりと参拝できます。
期間中は通行規制などもあり、特に土日祝日や天気の良い日は、駐車場もかなりの込み具合です。
整理券が手に入っても光の道が見れるのは天候次第、雨が降っていなくても、その時間帯だけ雲がかかっているなんてことも起こります。そんなに何度も行けない!と言う方は、時間ごとの天気予報のチェックも忘れずに!
期間中は、三脚使用不可となっています。また、観覧席では立って写真を撮ることは控えましょう。
一般席は、基本的に上の方から埋まっていきます。
一般席は椅子があるわけではないですし、一度座ると基本的に立つことができないので、平らな場所よりも階段などに腰を掛ける方が、写真も撮りやすく長い時間座っているのも楽です。
また、写真を撮ることも考えて場所を選ばないと、鳥居で景色が遮られるようなポジションもあるので要注意です。
CMや写真を見ていると、石段を登らなくても、海から少しずつ坂になっていて参道辺りで十分綺麗な夕陽が見られるんじゃないかと思っていました。
でも、行ってみてわかったのですが、石段を登り切って振り返ってはじめて、まっすぐに海までのびる道、遠くに見える海、いくつもの鳥居が揃って、あの美しい景色が浮かび上がるんです。
石段を登らずに参道や門前町から光の道を見ようとしても、夕陽のまつり開催期間中は人の頭しか見えませんよ。
宮地嶽神社(光の道)アクセス
住所:福岡県福津市宮司元町7−1
電話:0940520016
HP:http://www.miyajidake.or.jp/
アクセス:JR鹿児島本線「福間駅」下車、西鉄バス「宮地嶽神社前」からすぐ
私は博多駅から電車で移動、バスに乗ろうと思っていたのですがタイミングが悪く、福間駅から宮地嶽神社まで歩くと35分ほどかかるため、福間駅からは、タクシーで移動しました。料金は800~900円ですので3名ほど同乗すれば、バスと変わらないぐらいの料金です。
宮地嶽神社では、多くの種類の御朱印がいただけます!
夕陽のまつり期間には、光の道限定御朱印も登場するので、御朱印めぐりをしている方は忘れず社務所に立ち寄りましょう!