滋賀県甲賀郡信楽町と言えば、全国的にも狸の焼き物で有名な「信楽焼」の産地として知られています。
そんな信楽焼の窯元が集まる場所から車で15分ほど走ったところに「三所神社(さんしょ)」が鎮座しています。
今回は、滋賀の三所神社をご紹介します。
この三所神社のすぐ側には、とっても雰囲気のあるラーメン屋“天下一品”の上朝宮店があって、天一愛好家には必見の場所ですよ!
三所神社(さんしょじんじゃ)
三所神社は、お茶の産地である朝宮の氏神として祀られている神社です。
詳しい歴史は不明ですが、創祀は養老元年(717)とされてます。
もともとは、三照大明神と言い、飯尾山寺の守護神であったと言われてます
宝永5年(1708)に社殿が再建され、現在に至っています。
三所神社の見どころ
まずは、鳥居をくぐります。
奥に神門が見えてきました。
黒い神門からは、趣と重厚さが感じられます。
中へと進みます。
建物全体の構造は、神社の建築様式として最も一般的な三間社流造と良く似ているのですが、切妻造になっているところが特徴のひとつです。
境内の最も奥に社殿があります。
桁行3間、梁間3間の切妻造となっていて、正面が向拝となっています。
この建物は、江戸時代中頃の宝永5年(1705年)に建てられたことが分かっています。
細部の彫刻や装飾には、細やさと華やかがあり、細かく美しくて目を奪われてしまいます。
独特の意匠を凝らした建物となっていることから、信楽の近世神社建築を代表する建物として指定され、県指定の文化財にも指定されています。
西側にある宮座が行われる建物
東側にある宮座が行われる建物
拝殿を囲む建物からは、独特な雰囲気が感じられ、とても風格のある神社でした。
【三所神社】アクセス基本情報
【三所神社】基本情報
住所:滋賀県甲賀市信楽町上朝宮1481
紹介ページ:滋賀県神社庁公式ページ
アクセス:信楽高原鐵道信楽駅からバスで朝宮バス停下車徒歩約2分、新名神高速道路信楽ICから車で40分
最初にも書きましたが、三所神社のすぐ側には、濃厚こってりスープで有名な天下一品の上朝宮店があります。
天下一品上朝宮店は、天一と聞いて思い浮かべるイメージとは、ちょっと違っています。(写真を撮り忘れました)
古民家を改装した店舗は、ラーメン屋にはとても見えない外観です。
店内には庭もあり、濃厚なラーメンだけではなく贅沢な雰囲気と時間も一緒に味わうことができるお店です。
天一愛好家やライダーの皆さんには、かなり有名で人気のお店なのですが席数が少ないため、特に休みの日に行かれる場合は、オープン前に到着するぐらいの気合でお出かけすることをおススメしますよ!