【勝負運アップのパワースポット建部大社】ご利益＆参拝ガイド｜近江国一之宮を巡る旅

新年度・新生活のスタートに、勝負運を高めたいあなたへ

「ここ一番の勝負に勝ちたい！」
「新しい環境で成功したい！」
「試験や大会を控えている！」

そんなとき、頼りたくなるのが“勝負運”の神様。
滋賀県大津市にある「建部大社（たけべたいしゃ）」は、勝負運・出世運のご利益があるパワースポットとして知られています。

さらに、近江国の一之宮として、古くから武将や国の要人に崇敬されてきた歴史ある神社でもあります。
今回は、建部大社のご利益や参拝ポイント、境内の見どころを詳しくご紹介！
最後には、近くの石山寺とセットで巡るおすすめルートもご提案します。

「ここぞ！」という場面を迎える前に、ぜひ訪れてみてください。

建部大社は、滋賀県大津市にある近江国（現在の滋賀県南部）の一之宮です。
一之宮とは、その地域で最も格式が高いとされる神社のこと。建部大社は古くから朝廷や武将に崇敬されてきました。

建部大社は、約1900年の歴史を誇る日本屈指の古社です。

社伝によると、創建は景行天皇46年（西暦116年頃）。
日本武尊の死後、その妃・布多遅比売命（ふたじひめのみこと）が、御子の建部稲依別命（たけべのいなよりわけのみこと）とともに、日本武尊（やまとたけるのみこと）を「建部大神」として祀ったのが始まりとされています。
当初は現在の東近江市五個荘伊野部町付近（千草嶽）に鎮座していました。

その後、天武天皇4年（675年）に近江の守護神として、現在の大津市神領の地へ遷座。
さらに、天平勝宝7年（755年）には、大神神社（奈良県）から大己貴命（おおなむちのみこと）が勧請され、権殿に祀られました。

平安時代の『延喜式神名帳』には「建部神社 名神大」と記載され、名神大社として格式の高い神社とされました。

建部大社の御祭神は、日本武尊（やまとたけるのみこと）。
日本全国を巡って戦いに挑み続けた英雄であり、勝負ごとや武運にご利益があるとされています。

かつては、武士や戦国武将が戦勝祈願に訪れたともいわれ、現在でも「勝負運・出世運の神様」として多くの人が参拝に訪れます。

歴史的には、源頼朝が14歳で伊豆に流される際に当社に参籠して前途を祈願したという記録があり、武将たちの崇敬を集めていたことがわかります。

では実際にどのような願いごとを祈願する方が多いのでしょうか？

🔹 試験合格・就職祈願 … 受験や資格試験、転職活動を控えた人におすすめ
🔹 スポーツ・勝負事の必勝祈願 … 大会や試合前のアスリートの参拝も多い
🔹 ビジネス成功・昇進祈願 … 昇進試験や新たなプロジェクト成功を願う人も

また、日本武尊は過酷な試練を乗り越えた英雄でもあることから、困難を乗り越える力を授かるともいわれています。
「ここ一番の勝負に勝ちたい！」という人は、ぜひお参りしてみてください。

建部大社に参拝するなら、ご利益を最大限に授かるためのポイントを押さえておきたいところ。

ここでは、スムーズな参拝の流れと、ぜひ立ち寄りたい境内の見どころをご紹介します。

入口の手水舎（てみずしゃ）で手と口を清めたら、本殿に進んで参拝しましょう。

建部大社の本殿は、荘厳な雰囲気が漂うパワースポット。
勝負運・仕事運を願う際は、「これからの勝負に勝てますように」と、できるだけ具体的な願いを込めて祈るのがポイントです。

上の写真は、菊化石という菊のような紋様が入っている自然の化石です。これほど鮮明で大きな菊化石は珍しいのだそうです。

境内のちょっと分かりにくい場所に安置されていますよ！訪れた時には、ぜひ探してみて下さいね。

また、参拝後にぜひ手に入れたいのが、建部大社で建部大社で特に人気なのは、やはり「勝運のお守り」。

特に人気なのが、スポーツ・試験・仕事の成功を願う「勝守（かちまもり）」や、昇進・ビジネス成功を祈願する「出世守（しゅっせまもり）」です。お守りを持ち歩くことで、日常生活の中でも神様のご加護を感じられるでしょう。

建部大社の絵馬がとっても変わっていて、貝形の色鮮やかな絵馬になっています。これには、勢多のしじみに思いを馳せ、『ねがい（＝ね貝）が叶いますように』という思いが込められているのだそうです。

絵馬の奉納所には、参拝者の願いが込められた色とりどりの絵馬がたくさんかかっていて、とてもカラフルでかわいいですよ！