東京観光で外せないスポット・浅草寺（せんそうじ）。628年の創建と伝わり、東京都内最古の寺院としても知られています。
雷門、仲見世通り、本堂など見どころが満載で、家族連れや友人との観光にぴったりです。
厄除けや開運、商売繁盛のご利益を求めて、多くの参拝者が集まる東京屈指のパワースポットでもあります。
今回は、浅草寺の歴史や参拝のポイント、周辺の楽しみ方まで、初めて訪れる方にもわかりやすくご紹介します。
目次
浅草寺のご利益 ～厄除け・商売繁盛を祈願～
浅草寺はさまざまなご利益で知られています。
毎年多くの参拝者がご利益を求めて訪れる、東京屈指のパワースポットとしても有名です。
- 厄除け・開運：厄年の方や運気を高めたい方に人気です
- 商売繁盛 ：浅草が古くから商業の中心地だったこともあり、商売繁盛の祈願も盛んです
- 家内安全 ：家庭の健康や安全を祈るご利益があるとされ、家族連れの参拝も目立ちます
浅草寺の歴史と由来
浅草寺の歴史は非常に古く、奈良時代よりも前の628年に始まります。
漁師の兄弟が隅田川で引き上げた小さな観音像を祀ったのが発端で、その後、この地に堂宇が建てられ、浅草寺の基礎が築かれました。
江戸時代には、徳川家康の庇護を受け、参拝が全国に広まりました。
今では観音信仰の中心地として、国内外から年間を通じて多くの参拝者が集まります。
浅草寺の見どころスポット
浅草寺はその歴史やご利益だけでなく、境内の至るところに訪れる人を魅了するスポットがたくさんあります。
見どころをチェックして、浅草寺ならではの風情や迫力を存分に味わってください。
① 雷門と風神・雷神像
浅草寺を象徴する「雷門（風雷神門）」には巨大な赤い提灯が掛けられ、その左右には風神と雷神の像が祀られています。
この門の前での写真撮影は、訪問者にとっての定番です！
② 仲見世通り、食べ歩き
雷門を抜けると仲見世通りが続きます。
仲見世通りは、浅草寺の表参道として雷門から宝蔵門まで約250メートルにわたって朱塗りの店舗が両側に並び、日本で最も歴史のある商店街のひとつです。
名前の由来は、浅草広小路（現在の雷門通り）に並ぶ店と浅草寺観音堂前に並ぶ店の「中間の店」、つまり「中店（なかみせ）」にあるとされ、昔から多くの人で賑わい、活気に溢れています。
上の写真のとおり、早朝にはひっそりとしていますが、お店がオープンする時間帯になると多くの観光客で賑わい、浅草寺までまっすぐ見通せなくなるほどの人で溢れます。その賑わいを感じるのも仲見世ならではの醍醐味です。
また、仲見世には食べ歩きの名物グルメが豊富に揃っているだけでなく、昔ながらの日本の旅土産や伝統工芸品なども並び、見て歩くだけでも十分楽しめます。
歴史を感じる商店街を散策しながら、日本らしい風情を満喫してみてください。
③ 五重塔の荘厳な姿
本堂の近くにある五重塔は、優美で荘厳な雰囲気を漂わせる建物。
戦災を経て再建されたものですが、優雅な姿を現代にも伝えています。
浅草寺ならではの参拝ポイント
1. 雷門からスタートする参拝ルート
浅草寺ならではの参拝スタートポイントは、なんといっても「雷門」
雷門の両脇には、風神と雷神が祀られており、参拝者を見守るように立っています。
雷門をくぐって仲見世通りへ入ると、一気に浅草の情緒が感じられる雰囲気に包まれます。
2. 仲見世通りを楽しみながら本堂を目指す
仲見世通りは、浅草寺参拝の楽しみの一つ。
古くから続くお店や浅草名物の「人形焼」「雷おこし」が並び、参拝前に食べ歩きをするのも浅草寺ならではの楽しみ方です。
仲見世でお土産を買いながら歩く時間も、浅草寺参拝の大切なひとときですが、ゆっくり楽しむのは参拝の後で！
3. 煙を浴びてご利益を授かる「常香炉」
本堂の手前には、大きな「常香炉（じょうこうろ）」があります。
浅草寺では、ここで立ち上る煙を浴びると心身が清められ、病気平癒や運気向上のご利益があるとされています。
頭や体の気になる部分に煙をかけると良いとされ、特に人気の参拝ポイントです。
4. 浅草寺名物のおみくじ体験
浅草寺のおみくじは、出る確率が高い「凶」が名物とも言われています。
凶が出ても前向きにとらえ、運気を上げるための「アドバイス」として考えるのが浅草寺流。
吉が出たらもちろん喜び、凶が出たら、書かれていることをしっかり心に刻み、指定の場所に結んで、指針にしましょう。
浅草寺周辺のおすすめ観光スポットとグルメ
- 浅草神社：浅草寺の隣にあり、家内安全や厄除けで知られる神社です。
- 東京スカイツリー：浅草寺から徒歩圏内で、日本一の高さを誇る東京スカイツリーからの絶景も楽しめます。
- 浅草の伝統菓子：浅草発祥とされており、江戸時代から続く伝統的なお菓子として知られている「人形焼き」は、ふわふわの生地に甘いあんこが詰まった焼き菓子で、浅草寺の五重塔や鳩の形をした型などがあります。仲見世通りの店舗では、香ばしい焼きたての味わいをその場で楽しめます。また、個包装の商品もあるため、観光のお土産としても人気です。
「雷おこし」は、雷門にちなんで名付けられたと言われています。米やあられに水飴を絡めて固めた軽い食感のお菓子で、カリカリとした食感と優しい甘みが特徴です。小袋に入ったものは、ちょっとしたお土産としても喜ばれます。
【浅草寺】基本情報とアクセス
- 住所：東京都台東区浅草2-3-1
- 電話番号：03-3842-0181
- 拝観時間：本堂は6:00～17:00（10月～3月は6:30～17:00）、境内は24時間参拝可能
- 拝観料：無料
- アクセス：東京メトロ銀座線「浅草駅」から徒歩5分東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩5分東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩5分・都営浅草線「浅草駅」から徒歩7分
- 公式サイト：https://www.senso-ji.jp/
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