和歌山県の那智勝浦町には、那智の滝や熊野那智大社、西国三十三所めぐりの第一番札所でもある青岸渡寺などの観光スポットがあります。
そんな那智勝浦町に“白蛇弁天”をお祀りする「弁天島」があります。
陸地からもさほど遠くない距離にあり、満潮時には小さな島に赤い鳥居が建っているのが見てます。
そして、干潮になると歩いて渡って参拝することもできるんです！
干潮に島に渡って参拝をしてきたので、今回は弁天島の様子をご紹介します！
目次
“弁天島（べんてんじま）”と“お蛇浦（おじゃうら）”
那智湾に浮かぶ弁天島は、和歌山県那智勝浦町の大勝浦地区の島の神社で、陸地からそれほど遠くない距離にあります。
赤い鳥居がある岩山が弁天島です。
白蛇弁天が祀られていることから弁天島といい、この地域は「お蛇浦（おじゃうら）」と呼ばれています。
商売繁盛・材運アップ・航海安全のご利益があると言われています。
旧暦の3月3日ごろには、航海の安全や豊漁を願う弁天祭りが行われます。
弁天島は1800万年前から1500万年前に付加体によってできたへこみに、流れてきた砂や泥が堆積し隆起したものです。
地下の泥馳走が液状化し上の地層を突き破った岩体である「泥ダイアピル」といいます。
弁天島へ！潮見表を見て行こう！
訪れた日の潮見表を確認すると、ちょうど到着する頃に潮が引き始める頃だったため、まずは海に浮かぶ島の姿を見ることにしました。
潮が引き始めていて、海は浅くなっていますが、歩いて渡るにはまだまだ深さがありそうです。
と、いうことで、
まずは腹ごしらえ！
車で約5分ほど移動したJR紀伊勝浦駅周辺には、マグロを使ったランチが味わえるお店がたくさんあるので、是非マグロを堪能してみて下さいね！
ちなみに、この日は目に飛び込んできた上のお店に飛び込んでみました！
入って席についてみると、このお店まだオープン前のプレオープンでした！
そして、なんと！なんと！！
「本日ランチは無料！」という嬉しい状況に！
マグロの漬け丼をいただきました！大満足の美味しさでした！
ありがとうございました！
お腹を満たしても干潮時間まで余裕があったので、先に那智の滝とその周辺の那智の滝・飛瀧神社・青岸渡寺・熊野那智大社に参拝しました。
弁天島と那智の滝周辺は車で15分ほどです。
そして、いよいよ干潮時間が近づいたので、再度弁天島へ！
干潮前の写真と見比べてもらえると良くわかりますが、すっかり潮が引いて赤い鳥居まで陸続きになっています！
島に近づくと、熊野層群中にできた泥ダイアピルが上昇流動したことがよくわかる波食棚上に現れた場所もあるので、観察してみるのも面白いですよ！
そして、白蛇弁天に参拝
岩がくりぬかれ、その中に小さな社が祀られています。
写真には取れなかったのですが、鳥居がある大きな岩と左にある小さな岩の間ぐらい、島の裏側対岸に「那智の滝」が見えます。
遠いので分かりにくいかもしれませんが、よ～く見てみて下さいね！
岩でゴツゴツとしたおもしろい形の島ですが、木や草花が生えていて爽やかな風が吹き、島の端で釣りを楽しむ人や磯遊びをする親子の姿もあって、穏やかな時間が流れていました。
のんびりするのも良いですが、ここは島なので潮が満ちてくると歩いて渡って帰れなくなってしまった！なんてことがないようにご注意くださいね！
ちなみに、
今回訪れた時には「弁天島の潮見表・タイドグラフ」がとっても見やすいこちらのページを参考にさせていただきました！
【弁天島】アクセス基本情報
【弁天島】基本情報
住所：東牟婁郡那智勝浦町
アクセス：JRきのくに線 紀伊勝浦駅下車 徒歩約15分
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