春の訪れとともに、京都の風景も一変します。京都駅からJRでわずか一駅、「山科駅」に降り立つと、喧騒から離れた自然豊かな空間が広がり、どこか穏やかな時間が流れているような感覚に包まれます。
今回ご紹介するのは、そんな山科で楽しむ春の散策コース。
琵琶湖疎水沿いで菜の花と桜の絶景を満喫し、見事なしだれ桜が咲き誇る「毘沙門堂」へと続く、美しい春の散歩道をご案内します!
菜の花と桜が織りなす絶景「琵琶湖疎水」

琵琶湖疎水の山科エリアは「山科疎水」とも呼ばれ、およそ4kmにわたって琵琶湖からの水が流れる美しい水路です。
この疏水沿いには数多くの桜が植えられており、桜の名所としても知られています。
特に春のシーズンには琵琶湖疏水船も運航され、多くの人が花見を楽しみに訪れます。

さらに、桜の木々の足元には黄色い菜の花が咲き誇り、桜のピンクとのコントラストが鮮やかに春の訪れを演出します。

空を見上げると、春の日差しに照らされた桜の淡いピンクと菜の花の鮮やかな黄色が広がる絶景。

水面に目を向けると、風で散った桜の花びらが水の流れに乗り、幻想的な風景を描きます。
琵琶湖疎水沿いの遊歩道を歩けば、足取りも軽やかになり、春の空気を存分に味わえる散策スポットです。
樹齢150年のしだれ桜「毘沙門しだれ」— 毘沙門堂
毘沙門堂は、紅葉の名所として知られる人気スポットですが、春には美しい桜の絶景が広がります。
人気紅葉スポットとして有名ですが、桜スポットとしてもオススメです。

本堂の脇にはソメイヨシノが咲き、宸殿前には圧巻の枝垂桜、さらには勅使門前や境内のあちこちに糸桜や御衣黄桜など、50本以上の桜が咲き誇ります。

中でも特に目を奪われるのが、宸殿前にそびえ立つ 「毘沙門しだれ」 です。

このしだれ桜は、樹齢150年を超える歴史ある木で、30mもの枝張りを誇る堂々たる姿を見せてくれます。

支え木に支えられながらも、その美しさは圧巻。この桜を見るだけでも訪れる価値があります。
琵琶湖疎水から毘沙門堂への散策ルート
この時期に琵琶湖疎水から毘この時期に琵琶湖疎水から毘沙門堂へ向かう場合、駅から踏切を渡ったあたりで 琵琶湖疎水への誘導看板 や 毘沙門堂への案内板 を見つけることができます。
散策を楽しむ人々も多く、のんびりと自分のペースで歩きながら、春の風景を満喫できます。
毘沙門堂・山科疎水の桜の見頃は?
例年、毘沙門堂と山科疎水の桜の見頃は 4月上旬ごろ となっています。
見頃に合わせて、毘沙門堂では「花まつり・観桜会」も開催され、2023年は4月9日(10:00〜15:00)に催されました。
ただし、桜の開花状況はその年の気温や気候によって変動します。
2023年は暖かい日が続いたため、4月1日には満開から散り始めの状態でした。
訪れる際は、事前に毘沙門堂や観光サイトで開花状況を確認するのがおすすめです。
下の記事では、滋賀県大津の琵琶湖疎水散策の様子もご紹介してます!

【毘沙門堂】アクセス・基本情報
詳しい情報は下の記事でも紹介していますので参考にしてください!

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