【福岡】学問の神様を祀る「太宰府天満宮」見どころ完全ガイド!ご利益・季節の花・梅ヶ枝餅も満喫!

  • URLをコピーしました!

福岡・太宰府市に鎮座する「太宰府天満宮」は、全国に約12,000社ある天満宮の総本社として知られ、学問の神様・菅原道真公を祀るパワースポット。合格祈願に訪れる受験生や、観光・グルメを楽しむ家族連れやカップルにも大人気の神社です。

この記事では、境内の見どころ、季節の花々、伝統行事、名物グルメ「梅ヶ枝餅」まで、訪れる前に知っておきたい情報を詳しくご紹介します!

目次

太宰府天満宮とは?御祭神と歴史

太宰府天満宮は、菅原道真公の墓所に創建された神社で、学問成就・誠心誠意・厄除けのご利益があるとされています。

道真公は平安時代、無実の罪で京都から大宰府に左遷され、わずか2年でこの地で生涯を終えました。

道真公の御霊を鎮めるために建立されたのが太宰府天満宮。

その後、神格化され「天神さま」として崇敬されるようになりました。

現在でも、初詣には三が日で200万人、年間で1,000万人が訪れる、日本屈指の参拝者数を誇る神社です。

見逃せない!太宰府天満宮の見どころ

境内に足を踏み入れると、歴史の重みと神聖な空気に包まれる太宰府天満宮。

四季折々の自然とともに、長い年月を経てもなお美しさを保ち続ける建築物や見どころが点在し、参拝だけでなく散策そのものも大きな魅力です。

ここでは、太宰府天満宮に来たら必ず立ち寄りたい注目のスポットを厳選してご紹介します。

最初に訪れたいのは、やはり境内の象徴ともいえるあの場所──。

● 権威と美の象徴「本殿」と楼門

本殿は430年以上前に再建され、桃山時代の華やかな建築様式を残す重要文化財。

現在は124年ぶりの大改修中ですが、仮殿にて参拝が可能です。この仮殿がまた目を引く建物となっていますよ!

楼門の重厚さも必見!

📍早朝参拝がおすすめ!人が少なく、神職や巫女の「大祓詞」に立ち会える貴重な体験ができるかも!

● 知恵の象徴「御神牛」

境内各所にある御神牛の像。頭を撫でると学業成就のご利益があると言われ、受験生に大人気!正月は長蛇の列ができるほどです。

● 心を整える「太鼓橋」と心字池

池の形が「心」を表す心字池には、過去・現在・未来を表す3つの橋がかかっています。朱色の太鼓橋はフォトスポットとしても大人気!

● 日本最大級の「手水舎」

幅4m×6mの巨大な手水鉢は、御影石の一枚岩。中には大きな亀の彫刻があり、訪れる人々を驚かせます。

太宰府天満宮の本殿は、いつでも参拝客で溢れています。

ですので、今回は朝7時ごろに参拝させていただきました。

お陰でゆっくりと境内を散策させていただいた上に、偶然にも、神職や巫女また庭師の方々勢ぞろいの「大祓詞」に参加させていただきました。素晴らしい経験をさせていただき、朝から心が洗われ気持ちの良い一日になりました。

参拝の様子は動画をチェック

四季折々に楽しむ花の名所

太宰府天満宮といえば、歴史やご利益だけでなく、境内を彩る美しい花々も大きな魅力のひとつ。

春夏秋冬、それぞれの季節に訪れるたびに違った表情を見せてくれるため、何度でも足を運びたくなります。

中でも特に有名なのが、道真公ゆかりの「梅の花」。

太宰府天満宮の象徴ともいえる花景色からご紹介していきましょう。

● 飛梅と梅の花(見頃:1月下旬~3月上旬)

「東風吹かば…」の和歌で有名な飛梅は、道真公を慕って一夜にして京都から飛来したという伝説の梅の木。

境内には約6,000本・197種の梅が咲き誇ります。

2月25日:「梅花祭
2月24・25日:「飛梅講社大祭
3月第一日曜:「曲水の宴

● 桜(見頃:3月下旬~4月中旬)

約500本の桜が咲く春も見どころ!

桜の花のころのお祭りと言えば、4月4日の「厄晴れひょうたん焼納祭(やくばれひょうたんしょうのうさい)」です。

ひょうたんは、作物の種入れとして用いられてきた歴史があり、瓢箪の中に入れた種は必ず芽が出るため、幸福やチャンスがやって来ると言われています。

太宰府天満宮では、「天神さまの梅の木の下でひょうたん酒を酌み交わすと、厄を免れる」と言われ、 厄除け祈願に多くの参拝者が訪れます。

厄除祈願を受けると、御札とお神酒、そして厄晴れ瓢箪が授けられます。

願いごとを書いた紙をこのひょうたんに入れ、家の神棚にお祀りすると、災難が降りかからないという言い伝えがあります。

厄除け祈願で授与されたあと、「厄晴れひょうたん」を神社へ納め、お焚き上げ(焼納)してもらう習わしがあります。

● 花菖蒲(見頃:6月初旬~中旬)

東神苑では3万本の花菖蒲が咲き、花の浮かぶ池に幻想的な風景が広がります。

この時期には菖蒲コンサートも開催されます。

他にも、春の時期にはつつじや山吹、藤も綺麗な花を咲かせます。

また、菊花展が催されたり、秋には紅葉の名所としても有名です。

太宰府天満宮は、いつ参拝しても、花と自然を楽しめ花の名所でもありますね。

食べなきゃ損!太宰府名物「梅ヶ枝餅」

参拝後に立ち寄りたいのが、名物「梅ヶ枝餅」。香ばしい餅皮にやさしい甘さの餡が包まれた焼餅で、梅の刻印が特徴。

太宰府天満宮に参拝し、それとともに太宰府周辺の名所旧跡をめぐる「さいふまいり」として、全国から旅人が訪れるようになった江戸時代に、梅が枝餅がお土産物として定着していたそうです。

今では参道にたくさんのお店が並び、イートインも可能です。

梅が枝餅の賞味期限は、店舗によって異なりますが、常温販売で1〜2日程度、冷凍発送の通販で1〜6ヶ月程度が多いようです。

その場で食べるのが断然おすすめですが、お持ち帰りの場合は、オーブンで温めればパリッとした食感がよみがえり美味しくいただけますよ!

🍡 早朝なら「かさの家」など老舗でのんびり味わえます!

太宰府天満宮 基本情報・アクセス

住所:福岡県太宰府市宰府4丁目7−1
電話:0929228225
HP:http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
アクセス:西鉄電車「太宰府駅」徒歩約5分

歴史と自然、信仰と美食が共存する太宰府天満宮。受験シーズンだけでなく、季節の花やイベントが豊富なため、何度でも訪れたくなる魅力にあふれています。

ぜひ福岡観光に訪れる際は、心洗われるひとときを過ごしてみてくださいね。

また、太宰府天満宮と合わせて観光におすすめのスポットも、光明禅寺、竈門神社や九州国立博物館など、色々ありますよ!

「天満宮といえば…」、あわせて【京都・北野天満宮】や【日本三大天神】の記事もおすすめです👇

👉 北野天満宮の見どころはこちら

👉 日本三大天神を知りたい方はこちら

せっかく太宰府まで足を延ばしたら、泊まりでゆっくり福岡観光を楽しむのもおすすめです。歴史ある街並みを歩いた後は、ちょっと贅沢に温泉付きの宿や美食を楽しめるホテルで、癒しのひとときを過ごしてみませんか?

人気の宿泊プランはこちらからチェック
\ 福岡・太宰府周辺の宿を一休で探す /
👉【一休.com】で宿泊施設を探す ※プロモーションを含みます

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次