寒川神社の魅力完全ガイド|八方除・ご利益・お守り・御朱印まで徹底紹介!

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開運・厄除を願うなら「寒川神社」は必見!全国で唯一“八方除”のご利益がある神社として有名で、初詣には50万人が訪れます。

この記事では、寒川神社のご利益・八方除とは何か・お守りや御朱印・アクセス情報まで、写真付きでわかりやすくご紹介します!

目次

寒川神社とは?歴史とご祭神について

神奈川県高座郡寒川町に鎮座する「寒川神社(さむかわじんじゃ)」は、1500年以上の歴史をもつ由緒ある古社です。

古代の文献『総国風土記』には、雄略天皇(5世紀後半)の時代に奉幣があったという記録があり、神亀4年(727年)には社殿が建立されたと伝わっています。

平安時代に編纂された『延喜式神名帳』では、相模國(現在の神奈川県東部)で唯一の「名神大社」として記載されていて、格式の高い神社であることがうかがえます。

御祭神は以下の二柱の神様です。

  • 寒川比古命(さむかわひこのみこと)
  • 寒川比女命(さむかわひめのみこと)

この二柱はあわせて「寒川大明神(さむかわだいみょうじん)」と総称され、あらゆる方角からの災厄を祓う“八方除”の神様として広く信仰されています。

また寒川神社は、皇居(旧・江戸城)から見て南西、つまり“裏鬼門”の方角に位置しています。

古来からこの場所は陰陽道で忌むべき方角とされていて、その守り神として、江戸の町全体を護る神社としても重要視されてきました。

社殿が南西向きに建てられているのも、裏鬼門を意識した配置で、他の神社とは一線を画す特徴です。

武将たちからの信仰も厚く、源頼朝、北条義時、武田信玄、徳川将軍家などが戦の前に参拝したという逸話も残されています。特に武田信玄が寒川神社に奉納した「兜」は、現在も神社に保管され、神奈川県指定の重要美術品に指定されています。

全国唯一の八方除の神社とは?

寒川神社が全国的に知られている最大の特徴といえば、“八方除(はっぽうよけ)”のご神徳です。

実は、この八方除を専門に祀る神社は全国で寒川神社ただ一社のみ。まさにここでしか得られない特別なご利益があるとして、県内外から多くの参拝者が訪れます。

八方除とは?

八方除とは、文字通り「八方=すべての方向」から降りかかる災厄を祓い清めるということです。

具体的には以下のような災いを除けるとされています:

🔹地相・家相・方位・日柄の悪影響
🔹事故や病気、突発的な災難
🔹転職・引っ越し・起業など人生の転機に起こる不安要素

つまり、“自分では防げない運気の悪化”“見えない不安”をまるごとクリアにしてくれる神徳と言えるでしょう。

寒川神社の八方除は、「大難は小難に、小難は無難に、吉事はさらに良くなる」と伝えられ、安心して新しいスタートを切りたい人にぴったりのご利益です。

武将たちも信じた八方除の力

寒川神社の八方除信仰は、平安〜戦国時代の武将たちからも厚く支持されていました。

🔹源頼朝が戦勝祈願に参拝したとされる
🔹武田信玄は小田原城攻めの際に兜を奉納
🔹徳川家代々の崇敬も受けており、江戸の守護神としての信仰が根付いた

現代でも、引っ越し・結婚・起業・受験など、人生の節目に訪れる人が後を絶ちません。

とくに毎年、八方除祈願を受ける参拝者は全国から訪れ、多い時で年間60万人にのぼるとも言われています。

渾天儀(こんてんぎ)にも注目

拝殿の右手には「渾天儀(こんてんぎ)」が置かれています。

これは、古代中国で使われていた天体観測の道具を再現したレプリカです。

見た目はまるでアート作品のようですが、もともとは星や天体の位置を読み取るための高度な科学機器でした。

古くから人々は、星の動きが方角を示すだけでなく、国家の運命や人々の吉凶に影響すると信じてきました。そのため、星の運行を観測して暦が作られ、暦によって大切な行事の日取りや、方角の吉凶を占うようになりました。

寒川神社のご神徳である「八方除」とは、まさにこの“方角の力”を読み解き、災いを未然に防ぐ”信仰に通じています。そんな背景を感じさせてくれるのが、この渾天儀。

また、寒川神社の渾天儀には、「龍は天空を支える存在」とする古代の思想に基づいて、四隅に龍の装飾が施されています。力強く空を支える龍たちは、まさにこの地を護る守り神のような存在。

写真映えするスポットでもあるので、参拝の際にはぜひ近くでじっくり眺めてみてくださいね。

寒川神社のご利益と開運アイテム

寒川神社は、全国唯一の“八方除”のご神徳をもつことで知られており、方位や日柄などによる災いを取り除き、あらゆる不安から身を守ってくれる神社です。

「地相・家相・方位・運気が気になる…」という方には特におすすめで、人生の節目や変化のタイミングに訪れる方が多いのも特徴です。

八方除で運気アップ!幸運を呼ぶお守り

境内の授与所では、寒川神社ならではの八方除のお守りが授与されています。

デザインも美しく、色ごとに異なるご利益があるため、自分の願いに合わせて選ぶことができます。

たとえば:

→ 勇気・行動力
→ 冷静さ・学業成就
→ 健康・人間関係
黄色 → 金運・繁栄

色の意味にこだわるのも良いですが、「ピンときた色」「直感で選んだ色」がいまの自分に必要なご縁を引き寄せてくれるかもしれません。

さらに特別感を味わいたい方には、御神鈴(ごしんれい)もおすすめ。

神棚に吊るしてお参り時に振るもので、初穂料は6,000円。重厚感ある鈴の音は、空間を清め、気持ちまで引きしまるどしょう。

思わず笑顔に!“幸運を呼ぶおみくじ”

普段あまりおみくじを引かないという方も、寒川神社ではぜひ試してみてください。

今回、久々におみくじを引いたところ、なんと「大吉」!

何年かぶりに見る「大吉」でした!

おみくじは、神門をくぐる前の手水舎の側に奉納所がありますので、そちらに可愛く結んできました!

おみくじについて詳しく知りたい方はこちら

授与所の場所と受付時間

授与所:拝殿の右手側、または神門近くの社務所
授与時間:朝8:00〜夕方17:00まで(時期により変動あり)

初詣・年始シーズンや特別行事の際には、臨時の授与所や限定のお守りが登場することも。

参拝前に公式HPでチェックしておくと安心です。

寒川神社の御朱印|種類・いただける場所・時期限定も

御朱印を集めている方にとっても、寒川神社は外せないスポットのひとつです。

格式高い神社の御朱印。参拝の証として、ぜひいただいて帰りたいですね。

どんな御朱印がある?限定御朱印がいただける時期も!

寒川神社の一般的な御朱印は、中央に大きく「寒川神社」と墨書され、左下に「八方除守護神社之印」、右上には日付が入ります。

寒川神社では、約10種類の御朱印帳が頒布されて、特に人気があるのは、渾天儀(こんてんぎ)と北斗七星がデザインされた御朱印帳で、1,500円です。

また、季節や行事に合わせた限定御朱印が登場することがあります。

数量限定・期間限定での授与となるため、事前に寒川神社の公式サイトやSNSでの告知をチェックしてから訪れると◎

御朱印の受付場所と時間

御朱印は、基本的に神門の手前右手にある社務所または御祈願受付所でいただけます。

ただし、混雑時や正月期間中などは臨時の御朱印所が設けられる場合もあるため、現地の案内表示に従いましょう。

受付時間は、8:00〜17:00(時期により変更の可能性あり)です。

御朱印帳を忘れてしまった場合でも、オリジナルの御朱印帳が用意されているので安心です。

寒川神社らしい八方除のデザインが入ったものもあり、初めての一冊にもぴったり。

寒川神社の参拝ルートと見どころ

寒川神社は、緑に囲まれた開放感あふれる境内と、神聖な空気を感じられる参道が魅力です。初めての方でも安心して参拝できるよう、ここでは参拝ルートと主な見どころをわかりやすくご紹介します。

最寄り駅から徒歩5分のアクセス良好

JR相模線「宮山駅」から寒川神社へは、徒歩わずか約5分

駅を出て進むと、やがて美しい神池橋と三の鳥居が見えてきます。

重厚感を感じる神門

参道を進むと、左手に手水舎(ちょうずや)とおみくじ奉納所、右手奥には社務所が見えてきます。さらに進むと、堂々とした「神門(しんもん)」が目の前に現れます。

この神門は、平成5年(1993年)に建てられた木造の立派な門で、幅は9m以上。

重厚感がありながらも優雅な佇まいで、まさに格式ある神社の玄関口にふさわしい風格です。

境内の広がりと社殿の荘厳さ

神門をくぐると、一気に視界が開け、広々とした境内が現れます。空気がすっと澄んで感じられ、まるで異世界に足を踏み入れたような感覚に。

正面には拝殿が鎮座し、南西を向いて建てられているのが寒川神社ならではの特徴。これは裏鬼門を意識した配置であり、方位を重んじる八方除の信仰とも深く関わっています。

寒川神社のアクセス・基本情報


【寒川神社】基本情報
住所:神奈川県高座郡寒川町宮山3916
電話:0467750004
HP:http://samukawajinjya.jp/index-sp.html
開門時間:6時から日没
授与所時間:8時から17時
アクセス:JR相模線「宮山駅」より徒歩約5分

今回は、電車で参拝しました。

東京駅から上野東京ラインに乗車して、茅ヶ崎駅でJR相模線に乗り換え、宮山駅で下車したら、徒歩で寒川神社到着です。

寒川神社の周辺グルメ・立ち寄りスポット

参拝を終えたあとは、寒川神社ならではのグルメや、立ち寄りスポットでゆっくり過ごすのも楽しみのひとつ。ここでは、境内近くで気軽に立ち寄れるカフェやお土産処をご紹介します。

今回は、あさイチで参拝したため営業時間前で利用できなかったのですが、寒川神社第二駐車場入り口には、「鎮守の杜Koyo」というお土産物ショップとカフェがあります。営業時間は10:00~16:00、レストランは11:00オープンです!

参拝後のお土産として人気なのが、寒川神社の名物「八福餅」。やわらかいお餅に包まれた餡が絶妙で、開運・八方除のご利益にちなんで“8つの福”を込めて作られているそうです。

寒川から足をのばして横浜中華街へ

寒川神社の参拝後に、横浜中華街まで足をのばすルートもおすすめです。電車での移動時間は約1時間15分〜1時間30分程度と、日帰りコースとしてちょうど良い距離。

参拝のあとは、異国情緒あふれる中華街で食べ歩きグルメやショッピングを満喫できます。朝に寒川神社を訪れて、午後から中華街へというスケジュールなら、ゆったり楽しめますよ。

中華街にいったら横濱媽祖廟関帝廟の参拝も楽しみましょう!

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