横浜中華街|関帝廟の歴史とご利益は?

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横浜と言えば中華街!

焼き小籠包や肉まんといったをはじめ、横浜中華街は食べ歩きグルメが楽しめる人気観光スポットです。

横浜中華街は開港後、日本に来た中国人が商売を始め、その後増加し、次第に形成された街です。

現在の横浜中華街には、約600軒以上の店がひしめいています。

中華街での楽しみは、グルメ食べ歩きだけではありません。

風水思想に基づいて建てられた個性的な門「牌楼(ぱいろう)」や、関羽様を商売繁盛の神様として祀った「関帝廟(かんていびょう)」、またあらゆる神様を祀った「媽祖廟(まそびょう)」なども見どころの一つです。

今回は、横浜関帝廟(かんていびょう)をご紹介します。

横浜関帝廟の歴史やご利益などお届けします。

目次

横浜関帝廟(かんていびょう)の歴史

鎖国状態だった日本が終わりを告げてまもなく、1859年に横浜も開港されました。

それと共に多くの中国人が横浜に移住し暮らし始め、1862年に関聖帝君の木像を祀る小さな祠が中華街の裏通りに建立されました。

関東地方の華僑たちからの寄付によって、1871年に本格的な中国様式の関帝廟が建設されました。

関東大震災、横浜大空襲、原因不明の火災などにより関帝廟は何度か消失しています。

そのたびに再建され、現在の関帝廟は4代目となっています。

https://fufu-de-omairi.com/hyogo-kanteibyo/

関帝廟に行ったら、中国式での参拝やおみくじも楽しみの一つです!

参拝方法やおみくじの引き方については、上の記事で説明しています。

参考ににてください。

関帝廟のご利益

関帝廟に祀られている神様のご利益についてご紹介します。

横浜関帝廟には、主神である関聖帝君の他に、地母娘娘、周蒼将軍、関平将軍、観音菩薩、福徳正神が祀られています。

まず主神である関聖帝君は、義勇軍に参加し乱世をただした有名な人物です。

赤い顔で描かれることが多い武神で、苦難に立ち向かう誠実さや強さ、勇気の象徴です。

時とともに慈悲の心をあらわすようになり、今では「金運の神様」として崇拝されています。

そのため、商売繁盛・入試合格・ 学問などにご利益があるとされています。

玉皇上帝は、国泰平安にご利益があるとされています。

地母娘娘は、古代中国神話の地母神で、長命、多産、および地上の災害からの保護の象徴で、除災・健康にご利益があるとされています。

また、観音菩薩は、健康や多産の守り神で、救いを求める者に調和と慈愛をもたらします。

解難・健康・縁談・安産にご利益があるとされています。

福徳正神は、自然神で、商人や鉱夫や漁師などから庇護者として尊崇され、豊かさと富を与えるとされており、金運・財産安全にご利益があります。

夜の横浜関帝廟

横浜の関帝廟の赤い牌楼は、地表より約12メートルの高さがあります。

細かな彫刻には金箔が施され、屋根の上に龍が鎮座する姿が豪華です。

立派で豪華な境内です。

本殿の正面には、主神の関羽様が祀られています。

【横浜関帝廟】アクセス基本情報

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