6月といえば梅雨の季節。一年の中でも雨が多く、どんよりとした気分になりがちですが、そんな時期だからこそ楽しめる特別な風景があります。
雨に濡れた新緑が一層鮮やかに輝く神社やお寺、しっとりとした風情が美しい庭園。雨の京都には、他の季節にはない魅力が詰まっています。
今回は、6月に訪れたい京都のおすすめ参拝スポットを厳選してご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
6月の京都|気候や観光混雑状況は?
京都の6月は、梅雨入りとともに湿度が高く、ジメジメとした日が続きます。平均気温は20~28℃ほどで、蒸し暑さを感じる日も増えてきます。
しかし、観光客のピークであるゴールデンウィークを過ぎると、人の多さは落ち着き、比較的ゆったりと観光できる時期になります。雨の日が多いこともあり、有名スポットでも普段ほど混雑せず、快適に巡ることができます。
ただし、雨具は必須。折りたたみ傘やレインコートを準備して、雨の京都を楽しみましょう!
6月の京都|おすすめ参拝スポット11選
6月の京都では、雨に濡れた風景が一層美しく、しっとりとした雰囲気を楽しめる神社仏閣がたくさんあります。特に紫陽花が見頃を迎える寺院や、苔庭が鮮やかに映えるお寺は必見です。
また特別参拝が催される社寺もあり特別感も味わえます。
この時期ならではの特別な風景を求めて、雨の日の京都散策を楽しんでみませんか?
6月の京都観光は、普段ほど人が多くないため、比較的ゆったりと名所めぐりをすることができます。
①三室戸寺「あじさい園」|宇治市
6月の三室戸寺は、紫陽花の名所として有名です。
約50種類・2万株もの紫陽花が境内を彩り、幻想的な景色が広がります。特に雨の日には、しっとりとした空気の中で紫陽花が鮮やかに映え、美しい光景を楽しめます。
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②平安神宮「神苑」|京都市左京区
平安神宮では、神苑の広大な敷地に咲き誇る約200種類、2,000株もの「花菖蒲」を楽しむことができます。
そんな6月の神苑では、無料公開される無償開放日があります。
平安神宮の「神苑」は、人気の高いスポットで混雑が予想されますが、広大な敷地のため、一カ所に人が集中しすぎて花を見られない!なんてことは起きにくくオススメです。
花を堪能した後は、平安神宮の目の前の芝生が気持ちいい公園のカフェやお土産屋選びを楽しむこともできます。
お天気が良ければ、公園でのんびり気持ちの良い空気とコーヒーを楽しむのもアリですよ!
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③善峯寺「あじさい苑」|京都市西京区
山間に位置する善峯寺では、約8,000株の紫陽花が見頃を迎えます。坂道が多いですが、登りきった先に広がる紫陽花の風景は格別! 雨に濡れると、より鮮やかな色合いが楽しめます。
6月の善福寺は、約3,000坪もある広大な敷地に咲き乱れる紫陽花は息をのむ美しさです!
例年の見頃は6月の中旬で、この時期には多くの観光客が訪れます。
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④東林寺「沙羅双樹の寺」|京都市右京区
京都・妙心寺の塔頭で、妙心寺境内の東側に位置する東林院(とうりんいん)には、十数本の沙羅の木があり”沙羅双樹の寺”と呼ばれています。
東林院は、通常非公開の寺院ですが、6月の沙羅双樹の花が見ごろをむかえる時期に特別公開されます。
朝に開花した花が夕方には落ちてしまう一日花「沙羅双樹」、訪れる時間帯によっても違った景色を見せてくれます。
1年の内、限られた日数しか出会えない、儚く美しいその光景を見に行って見てはいかがでしょうか?
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⑤真如堂「紫陽花と青もみじ」|京都市左京区
真如堂(しんにょどう)と聞くと、秋の紅葉を思い浮かべる方も多いと思います。
京都の紅葉スポットとして有名なですが、その本堂裏には1000株の紫陽花があり、知る人ぞ知る紫陽花の隠れた名所ともなっています。
紫陽花の咲くころには、境内のもみじが青々と美しく輝く時期でもあり、真如堂だからこその景色を楽しむことができオススメです。
手水舎は、いつも美しく季節のお花で飾られた花手水で、参拝客の目も楽しませてくれますよ!
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⑥祇王寺「苔庭」|京都市右京区
祇王寺は、紅葉の名所として知られています。
でも、実は庭園の苔が見事で京都でも指折りの見事な苔庭としても知られています。
新緑から夏にかけては、苔が生き生きとして緑が鮮やかな季節で見ごたえたっぷり!
祇王寺のお庭は、年中美しく楽しめるのですが、嵐山の有名観光スポットからは少し離れたところにあるため、紅葉シーズン以外は、人も少なめで穴場で、おススメですよ!
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⑦両足院「半夏生初夏の特別拝観」|京都市東山区
八坂神社から徒歩10分ほどの場所にある「建仁寺」の境内にある塔頭「両足院」は、普段は非公開のため拝観することができない寺院です。
京都府の名勝庭園に指定されている池泉回遊式庭園と、その池の周りに咲く「半夏生(はんげしょう)」が有名で、半夏生の咲くころに合わせて、特別拝観が開催され、お庭を楽しむことができます。
ゆったりと、お座敷から庭を眺めるのもいいですし、お庭を散策することもできます。
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⑧柳谷観音楊谷寺「あじさい回廊と花手水」|長岡京市
京都の長岡京市にある柳谷観音楊谷寺は、あじさいの名所としても知られるお寺です。
毎年6月初旬~7月上旬にかけて、境内に約5,000株の紫陽花が咲き誇ります。
そして、紫陽花の時期には、建物内の書院から奥之院まで続く回廊があじさいに彩られた回廊「あじさい回廊」となり参拝客を楽しませてくれます。
柳谷観音楊谷寺での紫陽花の楽しみ方は、他にもあります。
花手水の発祥のお寺と言われる柳谷観音楊谷寺の境内には、「龍手水」「花手水」「恋手水」「花水盆」「苔手水」「琴手水」の6つの花手水があり、それぞれの風景を楽しむことができます。
特に紫陽花の時期の花手水は、撮影にも人気のオススメスポットですよ!
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⑨東福寺「青もみじ」|京都市東山区
京都の中でも紅葉が綺麗なお寺として、知名度の高い東福寺は、年中観光客が多い人気スポットです。
ですが、6月は比較的観光客が少ないシーズンとなっているため、6月に訪れるのがおすすめです!
6月は青もみじが楽しめる季節、秋には真っ赤な紅葉で覆われる“東福寺三名橋”「臥雲橋(がうんきょう)」、「通天橋(つうてんきょう)」、「偃月橋(えんげつきょう)」が、雨で艶々と輝く青もみじで覆われる様子も見ものです!
6月の特別なイベントはありませんが、だからこそ、自然に囲まれたお寺をゆっくり観光できるのが嬉しいポイントです。
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⑩藤森神社「紫陽花まつり」|京都市伏見区
藤森神社では、毎年6月中旬に約40種類、3500株もの紫陽花が見ごろをむかえます。
紫陽花苑では、通路を挟んで紫陽花が咲き誇り、夢のような美しい景色を楽しむことができます!
紫陽花が咲く時期に合わせて、紫陽花まつりが催されます。
藤森神社は、競馬関係者が多く参拝することで知られているお馬さん好きにはたまらない神社です。
アクセスに便利な京阪電車「墨染駅」からは、2年5ヶ月の工事期間をかけてリニューアルした京都競馬場がある「淀駅」へ30分弱でアクセスできますよ!
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⑪北野天満宮「御誕辰祭と夏越の大祓」|京都市上京区
北野天満宮では、6月25日に菅原道真の誕生を祝う会「御誕辰祭」が行われます。
真夏を迎えるにあたって、無病息災を願う「大茅の輪くぐり」を行います。
楼門には直径約5メートルの京都最大といわれる「大茅の輪」がかかげられます。
また、6月30日には、輪をくぐることで無病息災を祈願する行事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が行われますので、そちらも足を運んでみてはいかがでしょうか。
大祓は、6月と12月に半年の間に、知らず知らず生活の中でたまってしまった罪と穢を祓い清める神事です。
北野天満宮には行けなくても、日本各地の神社で6月には大きな「茅の輪(ちのわ)」が掲げられるため茅の輪くぐりが行われますので、是非お住いの地域の神社で無病息災を祈願する行事に参加してみて下さいね!
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▼大祓について詳しくは下の記事にて
まとめ|6月にこそ訪れたい京都の神社仏閣
雨の京都には、普段とは違う魅力があります。
雨音に耳を澄ませながら静かな境内を歩くと、心が洗われるような気持ちになります。しっとりとした空気の中で、緑や花々が鮮やかに映え、写真映えも抜群です。
カラフルな傘を片手に、雨の日ならではの京都の美しさを楽しんでみませんか?
6月に足を運びたい京都の参拝スポットをご紹介しました。
雨の日でも効率よく京都観光をしたい!という方にはクラブツーリズムの歴史探訪ツアーがおすすめです。

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