京都嵯峨野「祇王寺」ふわっふわの〝苔〟を見に行こう

寺院

こんにちは。

【夫婦でお参り】のHOKI & MIYUです。

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京都嵯峨野は、多くの寺院が点在し人気の観光エリアとなっています。

そんな人気の嵯峨野に「祇王寺」と言う、小さいながらも紅葉の名所として知られるお寺があります。

今日は、見事な庭園で知られ、平家物語の悲しい逸話もある「祇王寺」をご紹介します。

祇王寺

祇王寺は、紅葉の名所として知られていますが、実は庭園の苔が見事なお寺でもあります!

その苔は、京都でも指折りの見事さで知られて、新緑から夏にかけての緑が鮮やかな季節見ごたえたっぷりです。

祇王寺の歴史

平安時代に、法然上人の弟子である良鎮によって創建された『往生院』が、祇王寺の始まりと伝わっています。

明治のはじめには、廃寺となりましたが、その後、大覚寺に仏像などが引き継がれ、再建、そして塔頭寺院となり現在に至っています。

再建の際、元京都府知事の北垣国道が別荘を寄贈し、その建物が現在の祇王寺の「草庵」となっています。北垣国道は、琵琶湖疎水の建設を進め、京都の近代化に尽力したことでも知られています。

平家物語の悲恋の尼寺

祇王寺の始まりである往生院は、平清盛の寵愛を受けた白拍子の「祇王」が、「仏御前」の出現により、平清盛の愛を奪われ館を追われた後、母や妹とともに出家し尼となって余生を過ごしたとされている地で、これは、平家物語の「祇王」に記されています。

境内には、祇王・祇女・刀自の墓所と伝わる宝筐印塔や、平家物語で祇王が清盛を想って詠んだ歌の石碑もあります。

祇王寺の苔庭へ

祇王寺の入口へと続く石段も趣があります。

拝観受付を済ませ中に入ると、中央には美しい苔に覆われた苔庭が見えます。

ふわっふわに覆われた苔は、よく見ると一種類ではないことがわかります。

どの苔も、生き生きとして見えます。

祇王寺の苔庭には、20~30種類もの苔が生育していて、山際に位置していて、湿気のたまりやすい気候のため、自然と育ったのだそうです。

色んな種類の苔を鉢で見ることもできますよ。

苔庭の周りにも、いろんな山野草が咲き、四季折々の花が楽しめます。

徳川家の紋になっている「二葉葵」も青々としています。

紫陽花も咲き始めています。

久しぶりにカタツムリを見ました!

草庵の前には、ホオズキの花が咲いていました。

こちらが、草庵です。

草庵には、祇王、祇女、刀自、仏御前の木像が安置されています。

ここにある吉野窓から眺める緑も綺麗です。

つくばいの水が、苔を潤しているように見えます。

ほんとうに美しい苔庭で、気持ちの良い爽やかな風が吹いていて、いつまでも眺めていたくなる良いお庭でした。

アクセス

京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32

京福電車「嵐山」下車徒歩20分ほど、JR嵯峨野山陰線「嵯峨嵐山」下車徒歩30分ほど、市バス「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩15分ほどです。

いかがでしたでしょうか?

祇王寺へは、どの駅からも歩いくと結構時間がかかりますが、それでも一度は訪れて見て欲しい見事な苔庭です!

それでは、また。