京都には、女性の願いを叶えてくれる女性の守り神として有名な神社があります。
今回は、京都河原町五条に鎮座する「市比賣(いちひめ)神社」をご紹介します。
市比賣神社、行ってみたら、なんとマンションの一階にあって驚きの神社です。
近代的な建物の一角に鎮座しているからと、侮ってはいけません!
古くから女性の守り神として親しまれ、女人厄除けにご利益があると女子から絶大な人気を集めている神社なんですよ!
目次
女性の守り神「市比賣神社」
市比賣神社は、795年に桓武天皇の命により創建された、全国でも珍しい女人厄除けの神社です。
もともとは、堀川七条に鎮座していたのですが、豊臣秀吉の時代に現在の地に移されました。
中央卸市場が、日本で初めての公設市場として1927年に開設されたときに、その構内に分社の「市姫神社」が創建されています。
古くから市場の守り神、商売繁盛の神様として親しまれてきた市比賣神社ですが、祀られている御祭神がすべて女性の神様ということから、女性のためのパワースポットとして知られるようになり、全国からたくさんの女性が訪れるようになりました。
縁結びから、子授けや安産、厄除けなどなど、女性のすべての願いにご利益があるといわれています。
市比賣神社の御祭神
● 多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
● 市寸嶋比賣命(いちきしまひめのみこと)
● 多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)
● 神大市比賣命(かみおおいちひめのみこと)
● 下光比賣命(したてるひめのみこと)
「市比賣神社」願いを叶える3つのポイント
市比賣神社は、女性の守り神と言うだけあって、境内にフォトジェニックなスポットもあり、心を和ませてくれます。
そんな市比賣神社に参拝したら、絶対に外せない3つのポイントをご紹介します。
かわいい「姫みくじ」
市比賣神社と言えば、姫みくじです。
姫みくじの奉納場所は、フォトジェニックなインスタ映えポイントにもなっていて、たくさんの参拝者がいます。
女性に縁の深い市比賣神社のお守りというだけあって、真っ赤なダルマ型をした、それでいて可愛いお人形のような、姫みくじには、先を示すことで、幸運を招いていただこうという願いが込められているのだそうです。
市比賣神社の境内入口の右手に社務所があり、こちらで授与頂けます。
もちろん、奉納せずに持って帰っても大丈夫ですよ。
カード型お守り「ハッピーカードお守り」と「カード塚」
以前Instagramに投稿した写真です。
1枚目:姫みくじ
2枚目:市比賣神社入口
3枚目:カード塚に収められたハッピーカード守り
4枚目:天之真名井
市比賣神社で、姫みくじとともに大人気なのが「ハッピーカードお守り」です。
このカード型のお守り、お守りを授与していただくだけもできますが、別途祈願料を納めると「することなすことうまくゆく祈祷」をしていただけます。
「することなすことうまくゆく」なんて!めちゃくちゃ嬉しい言葉で、本当にうまくいく気になってきます。
このカード守りの有効期限は1年です。カードの期限が切れたらお礼参りの参拝をしましょう。
市比賣神社境内には、カード塚があります。
ハッピーカード守りに限らず、色んなカードがありますが、カードを使い終わったからといって粗末に扱わず、カードに感謝する意味で、カード塚で祓い清めます。
カード塚で使い終わったカードを祓い清め、新しいカードに新しい夢や期待をもって前へはと進みましょう!
一願成就の井戸「天之真名井(あめのまない)」

姫みくじが奉納され、並んでいるのは、「天之真名井(あめのまない)」の上です。
インスタ映えスポットとして有名な場所ですが、実はこの天之真名井は、平安時代、皇室に子供が生まれると産湯に使われたというご神水が、今も枯れることなく湧き出している凄い場所なんです!
あの千利休もお茶をたてるのに使ったと伝わる「茶の湯都七名水」の一つにも数えられるお水です。
そんな凄い井戸「天之真名井」でしたいのが「一願成就祈願」、天之真名井で絵馬を奉納し、天之真名井のご神水を飲んで手を合わせると、1つだけ願いごとが叶うと言われています。
市比賣神社アクセス
住所:京都府京都市下京区本塩竈町 河原町五条 下ル一筋目西入ル
HP:http://ichihime.net/
アクセス:京阪電車「清水五条駅」 徒歩約6分、地下鉄 烏丸線「五条駅」徒歩約7分、JR「京都駅」徒歩約15分
京都で神社仏閣巡りをするにはバスが必要不可欠、そんな中、市比賣神社は京都駅からも歩けるアクセスのいい場所に鎮座して、参拝もしやすい神社です。
女性の守り神と言うだけあって、小さな境内は女子でいっぱいですが、カップルや夫婦連れも参拝されいているので、男性もぜひ参拝してみて下さいね!