城南宮は、北野天満宮と並ぶ京都の梅の二大名所として有名です。
境内には150本のしだれ梅と300本の椿があり、京都でいち早く春の訪れを感じられる梅の名所です。
しだれ梅の見ごろの時期には、一面に咲き乱れるしだれ梅と椿を一目見ようと見物客で賑わいます。
今回は、しだれ梅が見ごろを迎えた城南宮の神苑をご紹介します。
城南宮のしだれ梅と落ち椿
2023年のしだれ梅と落ち椿まつりは、2023年2月18日(土)~3月22日(水)となっています。
城南宮に参拝して、授与所横で神苑への入園料800円をお支払いすると、その横から入園できるようになっています。
入るとすぐに、椿が並んでいます。
ただ、訪れた3月初旬は、椿は早咲きの品種が見ごろで、入口辺りの椿はまだあまり咲いていませんでした。
椿並木を通り抜け少し曲がったあたりからは、一面春色の花が目に飛び込んできます。
見事なしだれ梅が、緑の苔の上で、濃いピンクと白の花を咲かせています。
平日の午後に訪れたのですが、その入口から、美しい花を写真におさめようと、写真を撮る人の列で、なかなか前へ進めません。
流れに沿って進んでいくと、しだれ梅と落ち椿が目に飛び込んできます!
緑と赤、そして桃色、その鮮やかな色合いと、梅の花の甘い香りに引き寄せられた鳥のさえずり、一足早い春がやってきたようで、ウキウキします!
3月初旬の時期でも、十分に美しく色鮮やかな庭を楽しめますが、
しだれ梅が散り始めるころになると、更に美しさを増します!
しだれ梅と落ち椿まつりは、3月22日(水)までです。
しだれ梅と落ち椿を見に、城南宮を訪れてみてはいかがでしょうか。
城南宮の神苑については、下の記事で詳しくご紹介しています!
【城南宮基本情報】
住所:京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
電話番号:0756230846
HP:http://www.jonangu.com/
アクセス:地下鉄烏丸線または近鉄京都線「竹田駅」から徒歩約15分
市バス「城南宮」バス停から徒歩約1分
しだれ梅と落ち椿まつりは、2023年2月18日(土)~3月22日(水)
拝観料は無料ですが、神苑への入園は大人800円、神苑の開門時間は9:00~16:30(受付は16時まで)です。
駐車無料がありますが、しだれ梅が見頃 を迎えると、平日・土日にかかわらず、駐車場は開苑をまたず、朝8時半ごろから満車となるそうです。
開苑前から満車になった後も、終日満車の状態で、60~90分待ちになることがほとんどとのことなので、公共交通機関で行かれることをおすすめします。
私と同じく、竹田駅から歩かれている方が、たくさんいらっしゃいました!