京の春〝平等院鳳凰堂と藤〟例年の見ごろは?

寺院

こんにちは。

【夫婦でお参り】のHOKI & MIYUです。

今日もポチポチと、神社仏閣に関わる情報をお届けします。

京都の宇治市にある平等院は、京都世界遺産の1つで、綺麗な藤棚が宇治の春の風物詩となっています。

今日は、平等院鳳凰堂と藤について、例年の見ごろ情報もお届けします。

平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)

源氏物語の舞台となった京都府宇治市に平等院はあります。

もともと平安時代の京都宇治は、平安貴族の別荘地でした。現在の平等院も、藤原頼通の父である道長の別荘「宇治殿」があった場所でした。

平安時代後期、日本では天皇、貴族から民衆に至るまで仏教信仰が広がり、永承7年には釈迦の滅後、年が経つにつれて仏教が衰退し、正しい仏教が伝わらなくなるとされる「末法」の時代が到来します。

そんな時代、疫病や自然災害が起こり、死に対する不安が広がったことで「極楽浄土」への憧れが生まれ、藤原頼通が別荘をお寺に改めたのが平等院の創建の経緯です。

鳳凰堂 (ほうおうどう)

平等院の中でも鳳凰堂は、10円硬貨に描かれているため特に有名な建物となっています。

鳳凰堂と呼ばれ親しまれてるこの建物、藤原頼通により平安時代後期に創建されたの阿弥陀堂です。

天喜元年に、藤原頼通が平等院の阿弥陀堂を建立しました。阿弥陀堂は、仏教の教えが正しく伝わらなくなってしまった世で、頼通自身が極楽浄土へ行くために建てたと言われています。

経典の中に出てくる「極楽の宝池に浮かぶ阿弥陀如来の宮殿」や「庭園」をモチーフに造られ、極楽浄土をあらわしていると言われています。

中堂と、中堂の両サイドにのびる翼廊(2つ)、尾廊の4つからなる建物で、鳳凰が羽を広げたように見えることから、江戸時代から「鳳凰堂」と呼ばれるようになりました。

鳳凰堂は、極楽浄土をイメージして創られたため、中堂と翼廊が繋がっていません。そのため中堂と翼廊を行き来できない不便さです。

また、全体的に柱が高くて構造的に不安定な構造になっていて、実用的ではないのだそうです。

どうやら、見た目重視だったようですね。

鳳凰堂と藤の共演を見に行こう!

平等院には、藤紋(下がり藤)を家紋とする藤原家ゆかりの寺院にふさわしく、春には藤棚いっぱいの藤の花が咲き、多くの参拝者が訪れます。

鳳凰堂の北側には、樹齢約300年もある4本の木が藤棚の枝を広げています。

花房は約2万、その長さは約1メートルにもなるものもあり、地面の砂にすれそうなぐらい長くなることから「砂ずりの藤」とも呼ばれます。

「宇治市名木百選」の看板がありました。

藤がまめ科だと、はじめて知りました。

美しく風に揺れる花越しには、国宝の鳳凰堂がのぞめます。

鳳凰堂の朱色と藤の花の紫の共演が目に鮮やかです!

この日は、天気も良く爽やかな風もふいていて、藤の花房が揺れる様子が素晴らしかったです。

たくさんの方が花を見に訪れていました。ファイミリーから、若いカップル、高齢の方まで、幅広い層の方々が楽しまれていました。

平等院「藤」の見ごろは?

平等院の藤の花、見頃の時期に是非見に行ってほしいです。

例年、4月半ばに咲き始め、4月の下旬から5月の上旬にかけて見頃を迎えます。

過去の状況を確認すると、花房が10~20cmから見頃になるまでに、だいたい2週間弱ほどかかるようです。

それから見ごろを迎え、見ごろが継続する日数は、気温や雨など天候に左右されるため、1週間見ごろが続いた年もあれば、4日ほどで見ごろを過ぎるような年もありました。

今年は急激に気温が高くなったのもあり、開花が早く4月18日には見ごろを迎えていました。2019年を見てみると、4月30日に見ごろを迎えゴールデンウィークと見ごろが重なっています。

天候によって全く開花状況は変わりますので、4月を過ぎ桜が散り始めるころには、藤の花の開花状況もwebにアップされはじめますので、公式ホームページなどチェックしながら予定をたてるといいですよ。

平等院鳳凰堂の藤を見に行ったら、絶対写真を撮りたくなります。

それは、みんな同じなので、写真撮影のときは、長時間の撮影や場所取りなどしないよう、譲り合いましょう。

ちなみに、鳳凰堂を撮影するなら午前中がおすすめです。順光で綺麗な写真がとれます。
午後からは逆光になるのでなかなかうまく撮影できません。シルエットや夕日をバックにした写真を撮りたい方には、午後がおすすめですね。

アクセス

JR ・京阪電車「宇治駅」から徒歩 約10分

車の方は、周辺の有料駐車場を利用する事になります。

ただし、藤の花の見頃の時期が週末やゴールデンウィークと重なった場合は、かなり混雑しますので、公共交通機関を利用した方がよいでしょう。

京都の宇治と言えば、宇治茶ですね。

鳥居から平等院入口までの参道には、両側にお茶屋さんが軒を連ねていて、お茶のいい香りに誘われます。参拝の後は、美味しい宇治茶を堪能してはいかがでしょうか。

それでは、また。