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コロナと共に変化していた初詣「幸先詣」って何!?

一年の初めにお参りをする「初詣」が、現在のようなスタイルになったのは、意外にも歴史の浅いのですが、そんな初詣が知らない間に新型コロナウイルス感染症が蔓延する世の中で、さらなる変化を遂げていることを知り驚きました!

今回は、「幸先詣(さいさきもうで)」についてお届けします。

時代と共に変化した「初詣」の歴史、詳しくはこちら

「幸先詣(さいさきもうで)」とは?

幸先詣とは、新年の初詣を前年の年末に前倒しすることです。

簡単に言うと「元旦の前に初詣に行く」ということになります。

幸先詣は、元々あったものではなく、2020(令和2)年から始まりました。

新型コロナウイルス感染症の流行する中で、2021(令和3)年の新年を迎えることとなり、混雑による密が予想されたため、20020(令和2)年のうちに参拝をすることを推奨したのが始まりです。

「幸先よく新年を迎えられますように」という願いが込められていて、初詣の混雑を避け、ゆったりとご参拝し『新年の「幸(さち)」を「先(さき)」にいただきましょう』という意味なのだそうです。

幸先詣はいつから行っていいの?

「元旦の前に初詣に行く」のが幸先詣ですから、いつまでに行くかは、12月31日と分かりますが、いつから行っていいのかは迷いますよね。

では、いつから幸先詣に行くのかと言うと、12月13日(正月事始め)から12月31日を幸先詣の期間とするところが多いようです。

微妙な言い方になってしまいましたが、幸先詣は2021年のお正月の混雑を避け新型コロナウイルス感染防止策として、まだ始まったばかりと言っていい参拝方法ですので、厳格な決まりはありません。

幸先詣を推奨、賛同している社寺は、全国でもそんなに多いわけではありません。

今年のお礼と来年の祈願の参拝であれば問題ありませんが、

初詣の代わりとして幸先詣を行い、破魔矢や熊手などの縁起物、限定御朱印も授与希望であれば、幸先詣の期間を設けて授与もされている社寺かどうかを調べてから参拝する必要があります。

幸先詣をされている各社寺によって、幸先詣の期間は異なりますので参拝予定の社寺のHPなどで、よく確認してから訪れましょう。

幸先詣を実施する社寺

福岡県内の神社
神田明神(東京都千代田区)
湯島天満宮(東京都文京区)
深大寺(東京都調布市)
近江神宮(滋賀県大津市)
春日大社(奈良県奈良市)

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 Wikipediaには、上記の社寺が幸先詣実施と記載がありますが、年によって変更もありますので、各社寺のHPなどで再度ご確認ください。

さいごに

初詣はいつまでに行く?

いつの間にか推奨されていた新方式「幸先詣」ですが、一年終わってないのに来年の祈願って何か違う、初詣だからいいんだってって、感じる方も多いと思います。

でも、もともとは初詣だって、平安時代から伝わる「年籠り(としごもり)」という「その地域の氏神様(うじがみさま)に大晦日の夜から元日の朝まで、寝ずに籠る」風習が、新年だけ社寺に詣でることに時代と共に変化したものです。

そう考えると、今後もその時代に合わせてドンドン変化していくのかもしれませんよ。





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