「大矢谷神社・もみじ谷」の見どころ、紅葉の見ごろご紹介

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岐阜県美濃市に鎮座する大矢谷神社(おやだじんじゃ)は、

飛騨・美濃紅葉三十三選の一つで、紅葉のシーズンには特に多くの参拝者が訪れます。

今回は、大矢谷神社をご紹介します。

紅葉見ごろの時期もご紹介します。 


目次

大矢谷神社の由緒

大矢田神社は、孝霊天皇の御代(紀元前290~215年)、

建速須佐之男命と天若日子命の分霊を勧請したのが始まりとされています。 

元正天皇の養老2(718)年に、僧泰澄が天王山一山を開基し堂塔伽藍を建立し、「天王山禅定寺」とし社頭を「牛頭天王社」と称しました。

明治維新の神仏分離により、すべての仏堂仏像を廃し、明治3年に「牛頭天王社」を「大矢田神社」と改称いています。

 

大矢田神社の境内

参道は、長い石段が続きます。 

鳥居の向こうに桜門が見えています。

 

桜門は、享保8年(1723)に建てられたものです。

神仏分離令後、大矢田神社に仏式建造物として残る貴重な建築物で、美濃市の文化財に指定されています。 

拝殿は、寛文11(1671)年に建てられたものです。

切妻、妻入、檜皮葺、桁行3間、梁間3間、外壁が無く吹き放しで天井は格天井が施されています。

江戸時代初期に建てられた神社拝殿建築の遺構として貴重な建築物で、国の重要文化財に指定されています。

拝殿の背後の本殿は、寛文12(1672)年に建てられたものです。

三間社流造、檜皮葺、正面屋根に千鳥破風、軒唐破風向拝付きの本殿は、国の重要文化財に指定されています。 

大矢田神社・もみじ谷の紅葉みごろは?

飛騨・美濃紅葉三十三選の一つとして有名な、大矢田神社・もみじ谷の紅葉の見ごろは、毎年11月中旬~11月下旬ごろとなっています。

大矢田神社境内の樹林には、約3,000本のヤマモミジがあり、国の天然記念物に指定されています。 

シーズンになると、桜門あたりから山頂に向かって徐々に色づいていきます。

その見事な景観から「もみじ谷」と呼ばれています。

 

紅葉の期間中には、五平餅などの季節売店や屋台が並び、イベントなども開催されますので、イベント情報などをチェックしてお出かけください。

 

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