和歌山|女性のパワースポット“淡嶋神社”

  • URLをコピーしました!

和歌山県和歌山市加太に佇む淡嶋(あわしま)神社は、雛流しの神事で知られる神社です。

また、婦人病や安産祈願、恋愛成就などのご利益があると言われ、特に女性のパワースポットとして親しまれています。

今回は、淡嶋神社の歴史や魅力、行事、アクセス情報を詳しく紹介します。

和歌山を訪れる際にはぜひ足を運んでみてください。

目次

淡嶋神社(あわしまじんじゃ)

淡嶋神社は、神功皇后の三韓征伐の帰途、瀬戸内海で嵐に遭遇した時に、「船の苫を海に投げ入れ、その流れに従って船を進めるように」というお告げによって友ヶ島にたどり着き、そこに祀られていた少彦名命と大己貴命に宝物を奉納したことが始まりと伝わっています。

ご祭神の少彦名命は、医薬の神様で、特に、女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。

女性のパワースポット

淡嶋神社は、人形供養だけでなく、婦人病や安産祈願、恋愛成就など様々なご利益があり、女性にとってのパワースポットとなっています。

神社のご祭神である少彦名命は「医薬の神様」とされ、女性の守り神として崇められています。

「女性の一生の願いを叶える場所」といわれ、子授けや良縁、女性の病気回復を祈る参拝者が多く訪れています。

おびただしい人形たち“人形供養”

淡嶋神社の境内にはおびただしい数の人形が所狭しと並び、その種類も多岐にわたります。

市松人形、日本人形、七福神などの人型の人形だけでなく、招き猫、仮面、かえる、だるま、熊の木彫りなどが、ジャンル分けされて境内のいたるところに並べられています。

招き猫ゾーンや七福神ソーンなどでは縁起の良さそうな雰囲気が広がりますが、

ゾーンによってはその数と異彩のため、少し異様な雰囲気を感じてしまします。

小さな神社ながら、淡嶋神社は人形供養からパワースポットまで見所満載です。

境内に並ぶ2万体もの人形たちは、日本の伝統や文化、そして神社の歴史を感じさせる貴重な存在です。

人形供養の受付

沢山の人形が並んでいるのを見ればわかる通り、淡嶋神社にはたくさんの人形が供養のために持ち込まれます。

参拝した日も雛人形の箱を持って受付をされているお父さんがいらっしゃいました。

人形は受付時間や受付できない日もありますので、ご注意ください。

✿人形の受付✿

人形受付時間:9時から16時
受付できない日・・・「仏滅」、12/20~1/3 、2/20~3/3

※注意事項※
人形のみの受付で、ガラスケース、箱、道具、付属品などは預けられません。
郵送、宅配での受付はできません。
供養料(志し)と焼却委託料が必要です。


淡嶋神社のひな祭り神事と言えば“雛流し”

淡島神社の神様である少彦名命と神功皇后は、男びな女びなの始まりと考えられています。

雛祭りが3月3日に行われるようになったのは、友ヶ島から加太への遷宮が仁徳天皇5年目の3月3日に行われたからと言われています。

「雛祭り」という言葉の由来は、スクナヒコナ祭が簡略化され、後にヒナまつりと呼ばれるようになったと言われています。

淡嶋神社の中で最も注目の神事が「雛流し」です。

3月3日、白木の舟に乗せられたひな人形たちが海に送り出され、その様子は感動的であり、参拝者の心に深い感銘を与えます。

この日は特に全国各地から多くの参拝者が訪れ、願い事を込めたひな人形を神島に送り出す瞬間を見守ります。

淡嶋神社の雛祭りは、その歴史的背景と共に、人形供養の伝統を守り続ける神社として注目を集めています。

毎年の雛祭りは、参拝者に穏やかな祈りの雰囲気と美しい風景を提供し、多くの人々に感動を与えています。

【淡嶋神社】アクセス基本情報

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次