目標や達成したいことがあるけど、
それには、やめなきゃいけない習慣があって、
分かってはいるけど断ち切れない・・・。
そういうことって、誰しも1つや2つあるものです。
そんな時に背中をおしてくれる神社があります。
それが「やりなおし神社」と呼ばれる「姫嶋神社」です。
今回は、大阪市西淀川区に鎮座する姫嶋神社を訪れました。
断ち玉と帆立絵馬でやり直し祈願もしてきたので、手順や注意点もご紹介します!
目次
人生やり直し「決断と行動」の神様【阿迦留姫命】を祀る"姫嶋神社"
大阪市西淀川区に鎮座する「姫嶋神社」は、やりなおし神社と呼ばれ信仰されている神社です。
大阪の中心部から好アクセスで、最寄駅からも徒歩6分ほどで行けるため参拝もしやすく、人気の神社のひとつとなっています。
主祭神として祀られている神様は、「阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)」です。
この阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)こそが、姫嶋神社がやりなおし神社と呼ばれる由縁となっています。
自立の女神「阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)」
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「決断と行動の神様」阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)は、日本神話に登場する女神です。
昔、赤い玉より化生して美女となったアカルヒメが新羅の王子、天之日矛(アメノヒボコ)の妻となり、常に美食を用意して夫に仕えたが、夫は慢心を起こし妻をののしるので、『わたしはあなたの妻となるべき女ではありません。わたしの祖国へ帰ります。』と言って、難波に逃避行してきた
『古事記』の応神記:姫嶋神社HP
強い意志をもって決断、行動したことが記されています。
それだけではなく、夫と別れ海を渡り、新たな地に渡った阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)は、女性たちに機織りや裁縫、焼き物や楽器などを教え再起を果たし多くの女性から信頼を集めました。
そのため「決断と行動の神様」として信仰されるようになったと言われています。
また、ある女性が沼の側で昼寝をしていると、赤・橙・黄・緑・青の日の光が虹のようになって当り、赤い玉を産みました。
その玉がある日、美しい女性に姿を変えました。それが「阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)」です。
そのため阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)は、決断と行動の神様というだけではなく、美人祈願の神様としても信仰されています。
姫嶋神社境内の様子
姫嶋神社へは、姫島駅から歩いて6分ほど歩きます。
普通の住宅街を歩いていると、空が開けて何とも気持ちの良い場所が現れます。
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まずは、目の前に現れたこの鳥居
力強くて凛々しくてかっこいいですよね!
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そして、正面に見えるのが、社殿です。
![](https://fufu-de-omairi.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_6085-800x600.jpg)
車線の前に風車が並んでいます。
こちらは、「献風台(けんぷうだい)」といい、
「良きご縁がありますように」という願いを込めて扇子で風車を回すと、風が良縁を運んできてくれるとされています。
阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)が乗る舟をこの地に導いてくれた「風」は大切な存在とされ、この献風台が設けられているそうです。
他にも、
御祭神、元楯大神の元楯社(もとたてしゃ)は、厄除け災、難除けなどのご利益があるとされています。
楠社(くすのきしゃ)には、奈賀止麿命が祀られています。
奈賀止麿命は、楠社の後ろにある御神木の大楠に住んでいた白蛇の神様なのだそうです。
御祭神、宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)、保食神(ウケモチノカミ)、稚産霊神(ワクムスビノカミ)が祀られている玉榮稲荷社、通称「たまえさん」は、病気平癒、無病息災、延命長寿などにご利益があるとされています。
そして、姫嶋神社の末社として、金刀比羅宮(ことひらぐう)も鎮座しています。
真っ赤な「断ち玉」と真っ白な「帆立絵馬」に願いを込めて
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それでは、いよいよ人生再スタートの願いを込めた、
やりなおし祈願の手順を解説していきましょう。
祈願の流れ
やりなおし祈願の順序です。
① 御本殿に参拝する
② 授与所で帆立絵馬と断ち玉を受け取り(800円:2022年10月時点)
③記入台で帆立絵馬を書く
④玉が「はじまりの碑」の穴を通りぬけるまで投げる
➄ 帆立絵馬を掛ける
授与所で詳しく説明してくれますし、
記載台の上にも手順を書いてくれています。
帆立絵馬に書くことは?
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こちらが、断ち玉と帆立絵馬です。
一緒に記載するためのペンも渡していただけます。
ちなみに、絵馬がなぜ帆立なのかと言うと、
阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)舟に帆を立てこの地にやってきたことに因んでいるそうです。
絵馬には、夢や目標を書きましょう。
そして、いつまでにその夢や目標を達成するのか?
その期限も書きましょう。
断ち玉の取り扱い3つの注意点
まず、1つめの注意点です。
断ち玉には何も書きません。
絵馬に願いを描いたら、
まずは、願いや目標の妨げとなっていることを断ち切りるため、断ち玉の出番です。
帆立には願いを書きましたが、断ち玉には何も書きません。
断ち玉には、断ち切りたいことを思いを込めて念じます。
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念じたら、断ち玉を投げるのですが、
ここで2つ目の注意点です。
穴を通り抜けるまで、何度でも断ち玉を投げましょう。
上の写真中央にあるのが石の碑「はじまりの碑」です。
この真ん中に空いている「穴」を通りぬけるまで断ち玉を投げます。
投げる時の立ち位置は、手前にある石の上です。
上の方でご紹介した断ち玉と帆立絵馬の写真を見ていただくと分かるのですが、
帆立貝の大きさより玉の方が大きいです。
渡されたとき、玉が予想より大きくてちょっと「おお」っと思いました。
そして、「はじまりの碑」に空いている「穴」は、それほど大きくありません。
そのため、一発通過は案外難しいかもしれません。
ちなみに旦那さんは4回目通過、私は一発通過でした。
妨げになることを断ち切るため、
思いを込めて、諦めずに通るまで投げましょう。
そして、3つ目の注意点です。
通り抜けても拾ってはいけません!!
穴を通り抜けたら、すぐに拾ってしまいたくなりますが、拾うのは最後です。
玉が穴を通り抜けたら、願いを描いた帆立絵馬を奉納しましょう。
絵馬を奉納する前に、
続いて祈願を行う方が並んでいる場合は、自分の投げた断ち玉が、どこに落ちたか忘れずに確認しておくきましょう。
次の方が投げた玉と、自分の玉の区別がつかなくなってしまいます。
帆立絵馬を掛けたら断ち玉を拾って、授与所に断ち玉とペンをお返しして終了です。
まとめ
今回は、やりなおし神社「姫嶋神社」を参拝、ご紹介しました。
姫嶋神社は、かわいい御朱印でも人気の神社で、参拝させていただいた時も多くの方が御朱印をいただきに参拝されていました。
境内も開けていて気持ちの良い空間で、授与所は、真っ白でお洒落な建物でしたよ。