【京都観光】春の嵐山『天龍寺』と『竹林の小径』を満喫!おすすめ散策コースと見どころ

【京都観光】春の嵐山『天龍寺』と『竹林の小径』
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春の陽気に誘われて、新緑が美しい京都・嵐山の「天龍寺」と「竹林の小径」を訪れました。

本記事では、天龍寺の見どころや竹林の小径の魅力、おすすめの散策ルート、アクセス情報まで詳しくご紹介します。

観光の参考にぜひご覧ください!

目次

京都嵐山の世界遺産「天龍寺」とは?

「天龍寺(てんりゅうじ)」は、京都五山の第一位に数えられる格式高い寺院で、1994年に世界遺産に登録されました。

室町幕府初代将軍・足利尊氏が、後醍醐天皇の菩提を弔うために創建した由緒ある寺院です。

京都五山については、以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は読んでみて下さいね。

https://fufu-de-omairi.com/kyoto-gozan/
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天龍寺は、歴史の中で8度も火災に遭い、現在の「大方丈(おおほうじょう)」や「法堂」「庫裏(くり)」「小方丈(書院)」「多宝殿」といったほとんどの建物が明治以降に再建されたものとなっています。

京都・嵐山の天龍寺、「大方丈(おおほうじょう)」や「法堂」「庫裏(くり)」「小方丈(書院)」「多宝殿」といったほとんどの建物が明治以降に再建されたもの

そんな中「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、作庭当時の面影をとどめています。

【天龍寺の見どころ】曹源池庭園と雲龍図の魅力を解説!

京都・嵐山の代表的な寺院である天龍寺には、見逃せない名所がいくつもあります。中でも特に注目したいのが、歴史ある庭園 「曹源池庭園」 と、特別公開時のみ拝観できる迫力の 「雲龍図」 です。

「曹源池庭園」は、四季折々の美しい景色を楽しめる天龍寺の象徴ともいえる庭園で、訪れる人々を魅了します。一方、法堂の天井に描かれた「雲龍図」は、どこから見ても龍の目と視線が合うという不思議な魅力を持つ圧巻の作品です。

それでは、それぞれの見どころを詳しくご紹介していきます。

曹源池庭園(そうげんちていえん)

京都・嵐山の天龍寺、曹源池庭園の風景。池の周りには緑豊かな木々が広がり、背景には嵐山の山並みが美しく映える。

天龍寺の最大の見どころは、夢窓疎石によって作庭された「曹源池庭園」です。

池を中心とした回遊式庭園で、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい風景が楽しめます。

特に春の新緑シーズンは、池に映る木々の美しさが格別。大方丈の縁側に座って眺める庭園の景色は、まさに絶景です。

天龍寺で一番大きな建物「大方丈」の縁側に座って眺める「曹源池庭園」は最高です!

天龍寺の曹源池庭園。縁側に座りながら、日本庭園の美しい風景を楽しむことができる。

いろんな場所から、角度を変えて色んな表情のお庭を楽しむのもいいものです。

天龍寺の庭園は広く、「曹源池」から多宝殿~望京の丘~百花苑と散策コースがある

天龍寺の庭園は広く、「曹源池」から多宝殿~望京の丘~百花苑と散策コースがあるので巡ってみるのもいいですよ。

10月からは、最も見ごたえがある紅葉シーズンに入ります。

紅葉が見ごろになるのは、例年11月中旬~12月上旬ごろです。

天龍寺の参拝時間は、通常8時30分からなのですが、紅葉のシーズンには早朝参拝が可能になり、朝7時30分から参拝できます。

秋の嵐山は、本当に人でいっぱいになるので、混雑を避けて美しいお庭を眺めるためには、朝一番に参拝するのがおすすめです。

法堂「雲龍図」

法堂の天井には、巨大な龍が描かれた「雲龍図」があります。

これは特別公開時のみ拝観可能で、龍がどの角度から見ても目が合うように描かれた迫力満点の作品です。

春の嵯峨野散策!「竹林の小径」の魅力

天龍寺の北門あたりには、竹林が広がっています。

天龍寺の北門を抜けると、嵯峨野の「竹林の小径(ちくりんのこみち)」が広がります。約400メートル続く竹林の道は、風にそよぐ竹の音が心地よく、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

そして、北門を出ると「竹林の小径」や「野宮神社」「常寂光寺」などの観光スポットへの案内板があって、迷わずおススメの観光スポットへと向かうことができます。

京都・嵐山の竹林の小径。両側にそびえ立つ青々とした竹が道を覆い、木漏れ日が幻想的な雰囲気を作り出している。

眩しいような春の日でも、竹林の間を歩いていると、ヒンヤリ感じます。

春の竹林は、青々と伸びる前のタケノコがあちこちから伸びている姿を見られ、和めます。

竹林の小径が人気の理由

京都・嵐山の竹林の小径。風に揺れる竹が心地よい音を奏で、まっすぐに伸びる竹が作り出す緑のトンネルが静寂な空間を演出している。

竹林の小径は、いつから小径としてあるのか、作られたものなのか、整備されたものなのか、などはっきりとしたことは、分かっていないのだそうです。

そんな竹林の小径の人気の理由はというと。

静寂な雰囲気:京都の喧騒から離れ、自然の音を楽しめる

  • 四季の風景:春の新緑、夏の涼しげな竹、冬のライトアップなど季節ごとに異なる魅力
  • フォトスポット:竹林の美しい景色が広がる

竹林の小径を歩けば、都会の喧騒を忘れ、まるで時間がゆっくりと流れる別世界に迷い込んだような感覚に包まれます。

春の爽やかな新緑、夏の心地よい木陰、秋の穏やかな風、冬の幻想的なライトアップと、訪れる季節によって異なる表情を見せるのも魅力のひとつです。

レンタル着物で風情を楽しみながら散策したり、人力車に乗って優雅な時間を過ごしたりすれば、より一層京都の情緒を満喫できるでしょう。京都嵐山を訪れた際は、ぜひ竹林の小径の静寂と美しさを味わってみてください。

天龍寺&竹林の小径のアクセス・基本情報

【京都観光】春の嵐山『天龍寺』と『竹林の小径』

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