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春の京都嵐山『天龍寺』と『竹林の小径』散策

こんにちは。

【夫婦でお参り】のHOKI & MIYUです。

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あまりに気持ちのいい青空と春の日射しなので、新緑を楽しもうと、京都嵐山の「天龍寺」と嵯峨野の「竹林の小径(こみち)」に行って参りました。

今日は、天龍寺と竹林の小径をご紹介します。

四季を愛でる京都嵐山天龍寺「曹源池庭園」

京都嵐山の「天龍寺(てんりゅうじ)」は、世界遺産に登録されている京都を代表する寺院の一つです。「京都五山」の第一位の寺院としても有名です。

天龍寺は、嵐電「嵐山駅」のすぐ目の前にあります。

JR嵯峨野線の「嵯峨嵐山」駅からは徒歩約13分、阪急電車の「嵐山駅」からは徒歩約15分で、電車でのアクセスがすごくいい場所にあります。

約100台駐車可能な駐車場がありますが、桜や紅葉などの観光シーズンの京都は大混雑するため、電車でのアクセスがおすすめです。

今回は、阪急電車で行ったので、嵐山駅から15分ほど歩きましたが、天龍寺は、渡月橋から「竹林の小径」へと向かう途中にあり、途中にはお土産物屋さんや食べ物屋さんがたくさん並んでいるので、あちこち見ていたら、あっという間に到着します。

天龍寺は、不運なことに8度も大火に遭っていて、「大方丈(おおほうじょう)」や「法堂」「庫裏(くり)」「小方丈(書院)」「多宝殿」といった大半が、明治時代以降に再建された建物となっています。

そんな中「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、作庭当時の面影をとどめていて、天龍寺の見どころと言えば「曹源池庭園(そうげんちていえん)」と言われるほどの名庭園です。

「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、春には桜やツツジ、新緑、秋には紅葉、冬には雪景色など、一年を通して楽しめます。

天龍寺で一番大きな建物「大方丈」の縁側に座って眺める「曹源池庭園」は最高です!

いろんな場所から、角度を変えて色んな表情のお庭を楽しむのもいいものです。

天龍寺の庭園は広く、「曹源池」から多宝殿~望京の丘~百花苑と散策コースがあるので巡ってみるのもいいですよ。

10月からは、最も見ごたえがある紅葉のシーズンに入ります。

紅葉が見ごろになるのは、例年11月中旬~12月上旬ごろで、天龍寺の参拝時間は、通常8時30分からなのですが、紅葉のシーズンには早朝参拝が可能になり、朝7時30分から参拝できます。秋の嵐山は、本当に人でいっぱいになるので、混雑を避けて美しいお庭を眺めるためには、朝一番に参拝するのがおすすめです。

庭園内には、天龍寺直営の精進料理店「篩月(しげつ)」があります。

名庭、四季折々の風景にかこまれながら精進料理をいただくことができます。美しい庭を見ながら精進料理がたべられるだけでも特別感がありますが、それだけではなく、この精進料理店「篩月(しげつ)」は「ミシュランガイド京都・大阪+岡山2021」に認定された名店です!

天龍寺は庭園以外にも、法堂の天井一面に描かれた「雲龍図」(特別公開時のみ参拝が可能)やご本尊は、大方丈に安置されている重要文化財の釈迦如来坐像も有名な見どころがありますので、ぜひ時間をとって見てみてはいかがでしょうか。

そして、天龍寺の北門出口を出ると、嵯峨野の「竹林の小径(ちくりんのこみち)」へすぐです。

春の嵯峨野「竹林の小径(ちくりんのこみち)」

天龍寺の北門あたりには、竹林が広がっています。

そして、北門を出ると「竹林の小径」や「野宮神社」「常寂光寺」などの観光スポットへも案内板があって、向かうことができます。

眩しいような春の日でも、竹林の間を歩いていると、ヒンヤリ感じます。

春の竹林は、青々と伸びる前のタケノコがあちこちから伸びている姿を見られ、和めます。

竹林の小径は、いつごろから小径としてあるのか、作られたものなのか、整備されたものなのか、などはっきりとしたことは、分かっていないのだそうです。

竹林の長さは約400メートル、野宮神社から天龍寺の北側を通って大河内山荘庭園まで通じています。青々伸びた竹が覆うほど高く、木漏れ日と、風でゆれる笹の音を気持ちよく感じながら散策するのは気分がいいです。

道なので、営業時間などはなく散策は自由にできます。

春の天龍寺と竹林の小径でした。

それでは、また。

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