奈良 吉野山「吉水神社」の見どころ

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こんにちは。

【夫婦でお参り】のHOKI & MIYUです。

今日もポチポチと、神社仏閣に関わる情報をお届けします。

今日は、奈良の吉野にあり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとなっている吉水神社をご紹介します。

目次

吉水神社の歴史

吉水神社は、白鳳年間(7世紀後半)に役行者が金峯山寺の僧坊として建立した「吉水院(きっすいいん)」が始まりだと言われ、明治維新の神仏分離により神社に改められました。

文治元(1185)年、源頼朝に追われた源義経が、静御前や弁慶らとともに隠れ住んだのが、吉水院だったと言われています。

後醍醐天皇が、吉水院に行宮を設けて居所として使用していたこともありました。その後、後醍醐天皇はこの地で亡くなり、吉水神社では後醍醐天皇を主祭神としてお祀りしています。

文禄3(1594)年には、豊臣秀吉が花見の本陣とした場所でもありました。

吉水神社の見どころ

それでは、吉水神社の見どころを写真と共にご紹介します。

日本最古の書院建築

吉水神社の書院は、日本最古の書院建築です。

追手から逃れた源義経と静御前が、弁慶とともに隠れて住んでいた場所でもあります。

書院の中には、数々の遺品が残されています。

弁慶力釘

境内には「弁慶力釘」があります。

岩に大きな釘が打ち込まれているのですが、なんと!この釘を弁慶は指でねじ込んだのだそうです。

一目千本

上の写真は、残念ながら桜の時期ではありませんが、吉水神社の境内には、国指定名勝となっている吉野山の桜のうち中千本・上千本が一望できることから「一目千本」と呼ばれる場所があります。

豊臣秀吉が設計した庭園

吉水神社門をくぐってすぐ、手水舎のそばには、豊臣秀吉が吉水院で花見を行った際に、秀吉自らが設計したとされる庭園があります。小さな庭園ですが、鶴亀蓬莱式の池泉鑑賞式庭園の美しい庭です。

犬にやさしい神社

吉水神社は、犬好きでフレンドリーな宮司さんがいることでも有名です。

祀られている後醍醐天皇と楠木正成公が、飼い犬を大切にしていたことからも、犬と縁の深いペット神社として全国的に有名になったのだそうで、かわいい犬の絵馬がたくさん奉納されていました。

ちなみに、某アニメの聖地にもなっているようで、アニメが描かれた絵馬もたくさん奉納されていました。

二礼 十七拍手 一礼!?

参拝しようとして、上の写真の張り紙に気づき、思わず二度見しました。一二礼 十七拍手 一礼」 が、吉水神社参拝の作法です。神様が17 神おられるため、17回拍手をするのだそうです。

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