布団を被ってるお釈迦様⁉『西国三十三所巡礼21番札所:穴太寺』参拝

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京都府亀岡市にある「穴太寺(あなおじ)」に参拝してきました。

撫でると病が治ると信じられている珍しい「釈迦如来涅槃像」でも有名なお寺ですよ!

今日は、西国三十三所巡礼第21番札所の穴太寺をご紹介します。

目次

西国三十三所巡礼21番札所「穴太寺(あなおじ)」

西国三十三所巡礼21番札所「穴太寺(あなおじ)」は、京都亀岡市にある天台宗のお寺です。

慶雲2(705)年に、文武天皇の勅願により、大伴古麿が薬師如来を御本尊として建立されたと伝わる丹波でも屈指の古刹です。

現存する穴太寺の伽藍は、すべて江戸時代に再建されたものです。

本堂には、御本尊の薬師如来像と観世音菩薩像がお祀りされていますが、秘仏となっており、観世音菩薩は三十三年毎に御開帳、薬師如来は今まで御開帳された記録がありません。

撫で仏「釈迦如来涅槃(ねはん)像」

穴太寺の本堂には、お布団をかぶった「釈迦如来涅槃(ねはん)像」が祀られています。

涅槃像の自分の病の場所と同じところを撫で、自分の体をさすり返すると、病を取り除いてくれると信じられている「撫で仏」として知られています。

布団をめくると、たくさんの人のお祈りの手で撫でられて黒光りしている涅槃像が。その黒光り具合に何とも言えない温かさと美しさを感じます。

本堂は撮影禁止となっています。

穴太寺参拝

それでは、境内参拝の様子を見ていきましょう。

仁王門です。

仁王門の正面に本堂が見えています。

仁王門をくぐって、左手には多宝塔が建っています。

右手には、鐘楼があります。

本堂は、京都府文化財に指定されています。

天井には、巡礼者が参拝の記念のお札がたくさん貼り付けられています。

扉の上に飾られた額もいい雰囲気です。

落ち着きのある長年札所として愛されてきた趣のある本堂で、中央の引き戸がとっても華やかさがあって可愛らしく目を楽しませてくれます。

本堂への拝観受付は「本坊書院」で行います。

本堂の拝観料は300円、美しい庭園があり本堂の拝観とセットで500円です。

穴太寺アクセスと周辺情報

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