京都にはパワースポットと言われる場所がたくさんありますが、美人・美肌になれる「美のパワースポット」と呼ばれる場所があるんです!
それが、祇園祭で有名な八坂神社の境内に鎮座している「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」です。
聞くだけで、美しくなる気がしてくるいい名前の神社ですよね!
今回は、京都の美のパワースポット「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」をご紹介します。
美のパワースポットと呼ばれる神社、そんな嬉しい神社がどこにあるのかと思いきや、京都の中でも有名な観光スポットとなっている八坂神社の境内にありました!
八坂神社は、京都の繁華街のひとつ四条通にあるためアクセスも抜群です!
行きにくい場所なら、美人になるのあきらめるかもというレベルの人でも、観光のついでに美人祈願ができると言う素晴らしさ!
美御前社の参拝をして身も心も美しく!美を求める世の女性に「美容水」「お守り」「絵馬」で美人祈願の方法もご紹介しますよ!
京美人も通う美容の神「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」

美御前社には、「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」と呼ばれる3人の女神様がお祀りされています。
✿ 宗像三女神(むなかたさんじょしん)✿
長女:多岐理比売命(たぎりびめのみこと)
次女:多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
三女:市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
この宗像三女神は、海上安全、交通安全のほか、財福、芸能、美貌の神としての信仰があることで知られています。中でも、三女の市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は、特に美しいと言われていて、美容の神様として有名です。
容姿端麗な美しい神様をお祀りしていることから、美容や化粧品関係の方などからの信仰を集めています。
八坂神社の近くには、先斗町・宮川町・祇園東・祇園甲部などの花街があるため、舞妓さんや芸妓さんがお詣りする姿もよく見かけますよ!
美だけではなく、芸能や財福の神様でもある宗像三女神が祀られている美御前社に、舞妓さんや芸妓さんがお詣りするのも納得ですね。
八坂神社「美御前社」参拝したら絶対やるべき3つのこと
せっかく八坂神社の美のパワースポットに参拝をしたら、さらに美を追い求めてやって欲しい美人祈願を3つご紹介します!
身も心も美しく「美容水」

美御前社の前にあるのが「美容水」です。
石碑には「身も心も美しく」と刻まれています。
美容水は、お肌の健康を守ってくれるだけでなく、心も美しく磨いてくれるご神水です。
飲むのかと思いきや、飲料水ではありません。
飲まないように気を付けてください!
この美容水で、どのように身も心も美しく磨くのかと言うと、美容水を手で受け、その水をお肌に2~3滴つけるのです。
参拝している方は、女性に限らず男性も、皆こぞってお肌につけていました。
男女関係なく、みんな身も心も美しくありたいですよね!

ちなみに、美御前社のちかくの大神宮社(だいじんぐうしゃ)の前に「祗園の御神水」と書かれた水場があります。
昔から八坂神社本殿の下に竜穴と呼ばれる井戸があるという言い伝えがあり、この水はその井戸から来ていると信じられています。
別名「力水」と呼ばれている、この水を飲むと大地のパワーが得られるとされているのですが、こちらも注意書きには「飲用ではありません」と書かれているので、決して飲まないように!
「祗園の御神水」でお清めをしてから、美御前社に参拝してくださいね。
美人祈願絵馬
八坂神社の社務所では美の祈願のための絵馬を授与頂けます。初穂料500円です。
美の神様とされる美御前社が描かれている絵馬で、身も心も美しくあるように願い込めて絵馬に祈願した後は、美御前社の社の右側に絵馬奉納所があるので、こちらに奉納しましょう!
美守・澪守
そして毎日、身も心も美しく心がける手助けをしていただくためのお守りもあります。
かわいい丸い形の「美守」は、身も心も美しくあるように祈願したお守りで、ピンクがかった薄紫と水色の2種類から選べます。
また、見た目も清らかで美しい「澪守」は、美御前社の美容水のように邪気を洗い清め、心を美しい気で満たし前向きにしてくれるお守りです。
どちらも、社務所で初穂料1,000円で授与頂けます。
美御前社アクセス
住所:京都府京都市東山区祇園町北側625(八坂神社境内)
HP:http://yasaka-jinja.or.jp/
アクセス:京阪電車「祇園四条」駅より徒歩約5分、阪急電鉄「京都河原町」駅より徒歩約8分
美御前社は、八坂神社の境内にあります。
まずは、八坂神社を目指しましょう。
祇園四条駅・京都河原町駅方面から行く方は、「西楼門」から八坂神社境内に入ることになります。美御前社は八坂神社境内の東の端にあるので、まずは本殿を目指し、本殿でおまいりをしたら、右手に美御前社があります。
「清水寺」や「八坂の塔」、そのすぐ側のカラフル可愛いスポット「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」などを観光して、八坂神社に向かう場合は、石鳥居を抜けて「南楼門」から境内に入ることになると思います。
南楼門から境内に入った場合は、目の前に舞殿、その奥に本殿ですよ!
良縁を結ぶ神様が祀らている「大国主社」、美の三女神様が祀られる「美御前社」、どちらも小さなお社ですが、女性に人気のスポットとなっています。京都観光の際にぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。