埼玉県さいたま市に鎮座する「武蔵一宮 氷川神社」は、首都圏に点在する約280の「氷川神社」の総本社です。
敷地面積が約3万坪と広大で、日本で一番長い参道のある神社としても有名です。
今回は、武蔵一宮、大宮氷川神社の魅力やおすすめポイントをご紹介します。
目次
大宮 氷川神社(ひかわじんじゃ)
氷川神社の総本社である埼玉県さいたま市の氷川神社は、初詣に参拝する人数が全国10位以内に入るほど人気の神社です。
家内安全・商売繁昌・交通安全・縁結・安産・災難除・心願成就などの御利益があると言われ、多くの人が参拝に訪れます。
社伝によると、孝昭天皇の時代に創建されたとつたわっている、2,000年以上の歴史がある神社です。
祭神は、「須佐之男命(すさのおのみこと)」、「稲田姫命(いなだひめのみこと)」、「大己貴命(おおなむちのみこと)」の3柱です。
東京都多摩市、京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」から歩いて7分ほどの場所に鎮座する「小野神社」とともに武蔵一宮とされています。
日本で一番長い参道
氷川神社の参道は、「一の鳥居」から、氷川神社の境内手前にある「三の鳥居」まで約2kmも続き、日本一長い参道と言われています。一の鳥居から氷川神社まで歩くと約30分ほどかかります。
県道2号ぞいに建っている「二の鳥居」は、高さ13m、明治神宮から寄贈移築された鳥居で、現存する木造の鳥居では関東で一番大きいと言われています。
参道には、ケヤキやサクラなど30種類以上の木が約670本もあり、そのうちの20本は市の天然記念物に指定されています。
氷川神社へは「大宮駅」から歩いて15分ほどです。
今回の参拝では、あまり時間に余裕がなかったため、大宮駅からアクセスしたのですが、日本一長い参道を通って参拝したいと思っている方は、一の鳥居の最寄り駅は「さいたま新都心駅」ですので、お間違えの無いようご注意ください。
大宮氷川神社のパワースポット「神池」と「蛇の池」
氷川神社の境内には、歴史ある建造物や摂末社神社なども多く、見どころがたくさんあります。
中でもパワースポットとして人気なのが「池」です。
氷川神社の境内には、いくつかの池があります。
中でも特に人気なのが、楼門前にある「神池」と、本殿の近くにある「蛇の池」です。
神池には、昔から龍が棲むと言われ、多くの人に信仰されていたのだそうです。
池に浮かぶ小島には、弁財天を祀る「宗像神社」もあります。
訪れた日も、多くの方が立ち寄り宗像神社の参拝をされていました。
もうひとつのパワースポットが、赤い楼門の西側にある「蛇の池」です。
現在もこんこんと水が湧き出して、氷川神社発祥の地と言われているそうです。
写真を撮り忘れましたが、蛇の池の手前にはお賽銭箱が置いてあり、これより前へは進めません。
大宮 氷川神社の境内紹介
敷地内はとても広いため、鳥居の前などにある境内案内図を見て、どのルートを通るのか確認しておくと分かりやすいと思います。
朱色の三の鳥居をくぐって進みます。
途中多くの摂社末社がありますが、そのまま進むと、楼門の姿が見えてきます。
楼門の前には、初宮詣のご家族が記念写真を撮れるように「祝 初宮詣」の看板と椅子が設置されていました。
実際、GW中で参拝客が多い中、カメラマンを引き連れた初宮詣の方も多くいらっしゃって賑わっていました!
楼門をくぐるとすぐ正面に舞殿があります。
舞殿を通り過ぎる拝殿です。
拝殿の右手に授与所があります。
大宮氷川神社で今人気なのが「ふくろ絵馬」です。
絵馬と言っても、通常思い浮かべる木の板のものとは違っていて、布の袋の中に、願いを書いた納めて奉納するものです。
境内のふくろ絵馬奉納所には、色とりどりの袋が並んでいて、とても鮮やかで目を引きました!
大宮氷川神社には、たくさんの境内社があります。
1つだけ離れているのが、菅原道真公をお祀りする「天満神社」です。
写真を撮り忘れてしまったのですが、天満神社は氷川神社の二の鳥居の手前「氷川神社前」交差点の側に鎮座しています。
天満神社以外は、三の鳥居をくぐった境内にあります。
三の鳥居をくぐって、左奥に「稲荷神社」が鎮座しています。
稲荷神社の向かい側には、さきほどご紹介したパワースポット神池があり、池の浮き島には弁財天を祀る「宗像神社」が鎮座しています。
そして、池沿いに参道まで戻ると、酒造、水の神「松尾神社」が鎮座しています。
参道を挟んで「六社」が鎮座しています。
そして、その奥には「天津神社」が鎮座しています。
「神池」と「白鳥の池」の間の道を進み、「ひょうたん池」の奥には、「門客人神社」と「御嶽神社」が並んで鎮座しています。
他にも、さざれ石や夫婦楠、神楽殿などなど、広い境内では、見どころが満載です。
長い参道と、広い境内を存分に楽しむためには、時間にゆとりを持って参拝してくださいね!
武蔵一宮 氷川神社の御朱印
社殿に向かって右手にある授与所にて、御朱印をいただけます。
初穂料500円です。
御朱印帳も欲しいと言う方は、氷川神社の楼門が描かれた御朱印帳と、淡いピンクと水色の雲が描かれた御朱印帳があります。
どちらも御朱印込みで初穂料2000円です。
【氷川神社】アクセス基本情報
【氷川神社】基本情報
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
電話:0486410137
HP:http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
楼門開閉時間:
(1・2・11・12月) 6:00~17:00
(3・4・9・11月) 5:30~17:30
(5~8月) 5:00~18:00
アクセス:JR「大宮駅」から徒歩約15分
東武アーバンパークライン[北大宮駅」から徒歩約10分
氷川神社の境内から地続きで行ける県営公園は、「日本さくら名所100選」や「日本の都市公園100選」にも選定された歴史ある公園です。
園内には、小さな動物園や、レトロなアトラクションが楽しめる児童遊園地も併設されています。
参拝後の散策にもってこいですよ!