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卯(うさぎ)年「開運祈願」京都のおすすめ神社仏閣5選!

2023年は卯年です。

干支にちなんだ神社仏閣に参拝して開運祈願めぐりをしてみてはいかがでしょうか?

今日は、京都の卯年とゆかりの深い神社・寺院の中から厳選した5社寺をご紹介します!

ちょっと残念なお知らせでもあるのですが、最後に番外編1社もご紹介しますね。

京都で卯にゆかりのある社寺

うさぎは、その可愛さからペットとしても人気が高くなっていますね。

ちなみに、「ネザーランドドワーフ」という、うさぎにしては耳が短くて丸い顔が、めっちゃくちゃ可愛いうさぎさんが、ペットの人気No.1品種なのだそうです。

そんなうさぎですが、日本には古くから「因幡の白兎」という神話があり、うさぎは「神の使い」や、多産であることから「安産や子宝にご利益がある」と、御神体として「うさぎ」を祀る社寺が多くあります。

では、うさぎにゆかりのある神社仏閣の中から京都で人気のスポットを5か所ご紹介していきます。

岡崎神社

まずは、岡崎神社です。

とにかく、かわいいうさぎが境内のいたるところにいる京都の人気スポットです。

昔、岡崎神社あたりの山は、野うさぎの生息地だったため「神のお使い」とされるようになったと言われています。

また、岡崎神社は、御所から見て「卯の方角(東)」にあることから、うさぎが信仰がされるようになったという説もあります。

うさぎ神社と呼ばれる岡崎神社には、何度か参拝させていただいたことがあるのですが、行くたびに「あれ?こんなとこにもウサギさん居ましたっけ?」と思うぐらいウサギが居ます。

かくれた場所にも、さり気なくウサギがいるので、隠れウサギを探すのも楽しいですよ。

岡崎神社は、古くから子授け・安産のご利益があると信仰されていて、いつ訪れても安産祈願の方も多いです。

岡崎神社をもっと知りたい方はこちら

住所:京都市左京区岡崎東天王町51
電話:075-771-1963
HP:https://okazakijinja.jp/
アクセス:市バス(32番、203番、93番、204番)「岡崎神社前」より徒歩約3分、または地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩約15分

宇治神社・宇治上神社

宇治神社と宇治上神社は、その名の通り、京都の宇治に鎮座する神社です。

宇治という場所が、ウサギとゆかりが深く、宇治神社・宇治上神社ともの祀神である「菟道稚郎子命」が、河内の国から宇治までの道を迷っているところを道案内をしたのが兎だったと言われています。

現在は、宇治という字になっていますが、かつては「菟(うさぎ)道」と書いて「うじ」と読んでいました。

宇治神社で見逃せないのは「みかえり兎」です。

菟道稚郎子命を道案内をしたウサギが、うしろを振り返りながら案内している姿と言われる「みかえり兎」は、正しい人生の道を示す神様の使いとされ信仰されています。

宇治神社・宇治上神社ともに、かわいいウサギみくじを引くことができます。

また、御朱印や境内のあちこちでウサギがお出迎えしてくれますよ。

宇治神社をもっと知りたい方はこちら

【宇治神社】

住所:京都府宇治市宇治山田1
電話:0774-21-3041
HP:http://uji-jinja.com/
アクセス:京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約9分、JR奈良線「宇治駅」から徒歩約15分、京阪バス「京阪宇治停留所」から徒歩約8分

宇治上神社をもっと知りたい方はこちら

住所:京都府宇治市宇治山田59
電話:0774-21-4634
HP:https://ujikamijinja.amebaownd.com/
アクセス:京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約10分

霊鑑寺(妙見堂)

霊鑑寺(れいかんじ)は、哲学の道から少し山手にある「椿寺」とも呼ばれる美しいお寺です。

通常非公開で、春の椿と秋の紅葉の見ごろのころの数日間だけ特別拝観されています。

ただし、ウサギにゆかりのある妙見堂、通称「鹿ケ谷の妙見さん」には通年拝観可能です。

「鹿ケ谷の妙見さん」は、「洛陽十二支妙見」の卯(東)に位置しており、霊鑑寺の妙見菩薩は卯歳の守護神として有名です。

妙見堂は、山門入口のわきにあります。

お堂の中には、金色の丸っこい変わったデザインのウサギさんが、チョコンと居ますよ。

妙見堂には拝観できますが、霊鑑寺には特別拝観の時期にしか入れません。

そのため、御朱印等をお求めの方は霊鑑寺が公開されている時に行きましょう!

住所:京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12
アクセス:市バス「錦林車庫前」下車、東へ徒歩10分
※春、秋の期間限定で有料公開

下鴨神社(言社)

下鴨神社の末社である「言社」は、干支の守護神としても有名です。

祭神「大国主命(おおくにぬしのみこと)」は、7つの名前と7つの働きを持つと言われ、

下鴨神社の中門をくぐると、7つの社が祀られています。

巳(み)・未(ひつじ)年は、一言社(東社)
午(うま)は、一言社(西社)
子(ね)は、二言社(北社)
丑(うし)・亥(い)は、二言社(南社)
卯(う)・酉(とり)は、三言社(北社)
寅(とら)・戌(いぬ)は、三言社(中社)
辰(たつ)・申(さる)は、三言社(南社)

住所:京都市左京区下鴨泉川町59
電話:075-781-0010
HP:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/eto/
アクセス:京阪電車「出町柳駅」から徒歩約12分

番外編:地主神社

清水寺境内にある地主神社の主祭神「大国主命」は、因幡の白兎を助けた、心の優しい神様です。

そのため、地主神社に入ってすぐに、大国主命とウサギが出迎えてくれます。

縁結びの神様、恋愛成就のパワースポットとしても大人気の神社ですが、社殿修復工事のため2022年8月19日より閉門しています(工期約3年)

2023年の卯年には残念ながら参拝できないようですね。

地主神社をもっと知りたい方はこちら

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